年末年始になると様々な楽しみがありますが、その中でも福袋を買うのも一つの醍醐味ですよね。
ブランドやデパートなど、毎年大晦日にかけて福袋の売り出しが大々的に宣伝され、買ったことがある人も多いでしょう。
福袋は様々な商品や割引券などが入って魅力に感じやすい商品です。
しかし、福袋はその魅力とは裏腹に手を出してはいけない商品でもあります。
僕自身も福袋を購入したことはあるのですが、ここ数年は今回紹介する理由から全く購入しなくなりました。
この記事では、福袋に手を出してはいけない理由についてご紹介します。
福袋を買ってはいけない理由
福袋の中身は単品で買うよりも安かったりクーポン券などでお得に見えるかもしれませんが、何故買ってはいけないのか理由を説明していきます。
福袋の中身は大体在庫処分品
まず、福袋の中身は家電や服などジャンルごとで大体は決まっていますが、自分で決める物ではなく売り手が決めた商品が入っています。
その中身の大半は在庫処分品であり、微妙な色の服や数年前に販売されたガジェット機器とアクセサリーのまとめ売りなど、普通に考えたら欲しいと思わないものが多いです。
特にゲームソフトのまとめ売りでは、高確率で不人気のソフトが入っているでしょう。
割引で不必要な物を買ってしまう
ここまで読んでいる人なら「でも安くて手に入るじゃん!」と思っている人も多いと思います。
確かに、福袋の中身は全てバラバラで購入するよりもお得に販売されているケースが大半ですが、使い続ける物はほとんどないでしょう。
僕は昔メンズブランドの福袋を購入したのですが、財布は少し使いましたが、一緒に入っていたパーカーやトートバックなどは1回使うぐらいで何処かに消えました。
この様に、福袋に入っている物の大半は基本的に使わずに押し入れの中に眠っているか使わずに捨てている物ばかりだと思います。
なので、福袋でお得に買い物ができていると思っても、多くの不必要な物を買っているのに過ぎません。
クーポンでお得になることはない
福袋は値引き以外にもクーポンや割引券が入っている物もあります。
クーポンや割引券ならその分の金銭的恩恵を受けることができます。よく使うお店なら損することはありませんよね。
しかし、実際に払った金額と割引できる金額を見ると基本的に支払った金額の方が多くなっているでしょう。
その差額分以上のオリジナルグッツなどが入っているわけなのですが、先ほども言った通り福袋の中に入っているグッツは基本的にすぐ使わなくなります。
この様に、割引券などが入ってお得に見えるかもしれませんが、実はそんなにお得という訳ではないのです。
福袋はギャンブルであり、散財の元
ここまで福袋を買ってはいけない理由についてお話ししましたが、中には「気に入って使っている物もあるよ!」と思っている人もいらっしゃるでしょう。
確かに福袋の中身は必ずしもハズレではなく、中には自分が気にいる物が出てくることがあります。
しかし、中身を見ずに買っていることには変わらず、良いか悪いかは買った後に分かる商品です。これは普通ギャンブルというでしょう。
「良いものが手に入るかもしれない」という思い込みが購買意欲を唆り、よく分からないけど手を出したくなります。
ただ、年末年始というのは帰省の為の交通費、元旦のおせち、子供にあげるお年玉などお金がかかりやすい時期でもあります。
なので、金銭的に余裕が無いと悩んでいる方は福袋に手を出さない様にしましょう。