GoProが欲しいと思っていないでしょうか?
GoProはコンパクトながら迫力のある映像が撮れるアクションカメラとして最も有名であり、一度は目にしたことがあると思います。
登山やサーフィンなどのスポーツやバイクのレコーダーやVlog撮影など様々な用途で使うことができます。
良い映像を残すためにもGoProを購入することを考える人もいらっしゃるでしょう。
しかし、最近はスマホでも十分に良い動画を撮ることができるので「GoProは無理にいらないのでは?」と悩まれるかと思います。
そこでこの記事ではつい先日購入したGoPro HIRO12 Blackについてご紹介していきます。
GoPro HIRO12Blackの使い方
まずはHIRO12 Blackの基本的な使い方についてご紹介していきます。
まず本体は横のボタンが電源、上のボタンがシャッターとなっています。
そして、レンズの横側と背面にディスプレイがあり、背面のディスプレイで設定を変更したり撮影したデータをチェックすることができます。
そして、GoPro HIRO 12 Blackには以下のモードを使うことができます。
- 写真
- ビデオ
- タイムプラス
電源ボタンまたは背面画面を左右にスライドすることで変更することができ、本体上のボタンを押すことで撮影をすることができます。
写真
写真では名前の通り画像を撮ることができます。
設定できる内容は3秒、10秒の遅延タイマー
綺麗な写真が撮れるSuper Photo、暗い場所でも撮れるナイトフォトモードの切り替え、広角とリニアのレンズ切り替えが可能です。
ビデオ
ビデオ撮影は1080pHDから5.3Kまで画質を調整できます。
縦長、ワイドスクリーン、フルフレームのサイズに変更できますが、1080pHDの場合はフルフレームを選択することができません。
この後ご紹介するQuikアプリでプロモードに選択することでHDR、log撮影など細かい設定が行えるようになります。
タイムプラス
そして、GoPro HIRO12ではタイムプラスという撮影を行うことができます。
タイムプラスは通常の動画を撮影するに加えてタイムプラスをONにしている間は早送りにできます。
固定して撮影すれば、1日の変化を手短に見ることができます。
GoPro HIRO12 Blackをアクセサリーと組み合わせる
GoProは独自のマウント形状をしており、これによって様々なアクセサリーと接続することができます。
この下側にある左右の板を出すことで接続が可能な状態になります。
そしてHIRO12Blackからはネジ穴にも対応する形状になっているので、スマホスタンドなど更に接続できる機器が増えました。
Quikアプリで出来ること
QuikはGoPro HIRO12 Blakの初期設定をする上で必ず必要になるアプリで、同梱している用紙のQRコードからダウンロードすることができます。
このアプリで出来ることは以下の通りです。
Quikアプリで出来ること
- 画面右上からイージーとプロモードを切り替えられる
- リモートで撮影をすることができる
- Muralの設定
- 専用の編集ソフトが使える(サブスク会員のみ)
- バックアップの設定(サブスク会員のみ)
HIRO12 Blackを購入したらイージーモードに設定されています。イージーモードなら簡単に操作することができますが、設定の保存やDHR撮影とLog撮影に切り替えるなどが出来ないのでプロモードに切り替える事をオススメします。
また、GoProでは撮影したデータを確認することができますが、画面が小さくて細部まで確認することは難しいです。しかし、GoProと同期すればQuikアプリを使用したスマホにデータを保存することができますし、更にはリモートで操作することができます。
サブスク会員ならクラウドにバックアップしたり、専用の動画編集ソフトを使うことができるようになります。
HIRO12Blackとスマホの画質比較
それではGoProとスマホで撮影したデータを比較していきます。
今回はPixel7aで撮った写真と動画で検証していきます。
画像
まず画像ですが、GoPro HIRO12 Blackの設定は以下の通りです。
- レンズ:リニア
- 出力:HDR
まずは昼間撮った写真です。
Pixel7a
GoPro HIRO12 Black
ぱっと見はそこまで違いがありませんが、よく見るとHIRO12 Blackは少しノイズがあり、太陽の付近は白飛びしているのがわかります。
次に夜間に撮った写真です。
Pixel7a
GoPro HIRO12 Black
ナイトモードで撮影をしましたが、夜間撮影になると全体的にGoProの方はノイズが激しく画質も落ち気味なのが分かります。
このように比較すると、GoProよりもPixel7aの方が写真は良く撮影できます。
動画
次に動画ですが、GoPro HIRO12 Blackの設定は以下の通りです。
- 解像度:4K
- フレームレート:60fps
- レンズ:広角
- カラー:HDR
どのように撮れたのかはこちらの動画をご覧ください。
Pixel7aは色味がかなり強調されているのに対して、GoProはリアルに近い色合いをしています。
また、どちらとも手で持って撮影をしているのですが、GoProの方が揺れは少ないです。
ただ、夜間撮影に関しては街灯が少ないとGoProは何を撮っているのか分からないほど暗い映像となりました。
GoProのメリット
メリット
- 手軽に撮影ができる
- 画角を確認できる
- その場に合った撮影方法に切り替えられる
GoProはバッテリーなどを含めても約154gであり、200gを超えるiPhoneよりも軽いので手に持って撮影をしても腕が疲れにくいです。
また、ホルダーなどのアクセサリーが充実しているので、手に持たずとも気軽に撮影をすることができ、HIRO12 Blackは本体下部にネジ穴があるのでスマホスタンドなどに設置して使うことができます。
そして、前面にモニターがついているので画角確認しながら撮影をすることができます。スマホでもGalaxy Flip5といった機種なら画角を確認しながら撮影をすることができるのですが約18万円するので、撮影をするならGoProの方がコスパが良いでしょう。
最後にGoProはHDRやlog更には最大5.4Kまでの画質で撮影をすることができます。
GoProのデメリット
デメリット
- 夜の撮影は弱い
- プロモードにすると設定が細かくなり、最初苦労する
プロモードに切り替えることでHDRやlog撮影への設定ができるのですが、その分設定が細分化されて使い慣れないとどの設定にすれば良いのか分からなくなります。
GoProは約6万円で購入することができる事を考えると一眼レフカメラに比べたら安いのですが、気軽に撮影をしたいと思っている人にしたら気軽に手が出せる金額ではないでしょう。
GoPro HIRO12 Blackは必要?
最後にGoPro HIRO12 Blackは必要なのか?という点ですが、結論から言って普通に撮影をするならスマホで十分ですが、長時間撮影をするなら購入した方が良いです。
今回の検証で分かった通り、GoProとスマホの画質はめちゃくちゃ変化があるわけではありませんし、なんなら夜の撮影はナイトモードを搭載したスマホの方が綺麗に撮れる場合があります。
なので、少し撮影するぐらいならスマホで十分でしょう。
しかし、スマホでずっと撮影すると腕や指が疲れますよね。GoProであれば軽くて小さいので手で持って撮影しても腕や指の負担が少なく長時間持って撮影することが可能です。
また、専用のアクセサリーを購入したら持たずとも安定して撮影することができますので、何かをしながら撮影することも可能です。
この内容を参考にGoProを購入するかどうか考えてみてください!