今回は僕がフリーターで働き手取り15万円で生活していた時の内訳と東京で一人暮らしをするには辛いのかについてご紹介していきます。
東京は夢を追いかける上で絶好の場所ではありますが、夢を追いかける上で正社員だと時間が無くからフリーターで働くことを考えると思います。
東京では現在の最低時給は1113円であり、都内であれば12000円や1300円の求人も数多くあります。
ただ、最低時給フルタイムで働くと月収は1113円×8時間×20日=178080円となり、時給1200円でも月収は192000円となります。
そして、税金で引かれて手取りは15万円ぐらいとなるでしょう。
僕も上京してからフリーターとして事務で働いていていた頃は、手取りが15万円で残業が多ければ16万円くらいでした。
そんな上京してフリーターとして働きながら手取り15万円でどのような生活をしていたのかご紹介していきます。
月収15万円のフリーターで東京で1人暮らしをしていた時の生活費内訳
まずは、具体的に手取り15万円で東京での生活費内訳をご紹介します。
生活費の内訳の項目は以下の通りとなります。
- 家賃:約6万円
- 食費:3万円
- 雑費:1万円
- 固定費:1万円
- その他:約2万円
フリーターでもフルタイムで働くことによって会社の保険に入る事が出来ましたので、月々の生活費は以下の通りとなりました。
家賃:約6万円
僕が住んでいる賃貸は東京杉並区にある間取り1Kの家賃が6万円弱のアパートで、家から最寄り駅まで10〜15分くらいで30分あれば新宿、渋谷に出る事ができます。
東京都内で一人暮らしをしている場合、家賃を8万円ぐらい毎月払っている人が多いですが、手取り額の30%以上家賃に支払う事になると生活は難しくなります。
逆にいえば、毎月の手取り額が20万円なら6万円ぐらいの賃貸に住んでもある程度余裕は作れますし、僕は実際に6万円弱の賃貸に住んで月々の出費を15万円以内に収める事が出来ています。
多くの人は家賃を下げようと都内から離れた場所に住もうとしますが、時間的な損失はかなりのストレスになりますので、家賃とよく出かける場所までの距離のバランスを考えて賃貸を決める事が大切です。
これから東京の賃貸を探している人は下記の記事で都内でも1Kで6万円以下の物件が見つかるエリアをご紹介していますのでこちらをご覧ください。
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食費:約3万円
東京はコンビニや飲食店が多く誘惑にそそられる事がありますが、なるべく自炊をして食費を月に3万円以下にしています。
外食やコンビニで食事を済ませると1食500円〜1000円使うことになり、月の食費は5万円を超える事も珍しくありません。
しかし自炊をすれば1食300円以内に納められるでしょう。
食費を3万円以内に抑えている方法については別の記事でご紹介していますので、こちらをご覧ください。
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雑費:1万円
生活をする上でシャンプーやトイレットペーパーなどの消耗品を購入しなければなりません。
その費用として約1万円にしています。
消耗品だけなら月に1000円もかからないのですが、散髪や衣類など時にはお金がかかる支出がでできます。
なので、余裕を持って雑費を1万円に設定しています。
固定費:約1万円
生活における固定費は
- 光熱費
- 通信費
- サブスプリクション
が挙げられます。
光熱費と通信費はどちらも1万円以内に収めています。
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アマゾンプライムやNetflixといった娯楽のサービスに登録するのも良いですが、多くのサービスに登録するとその分固定費が高くなりますので必要な物だけ登録をしましょう。
その他:約2万円
次にその他の項目を設けましたが、ここでは最低限の生活する上で必要になる支出以外にも、友達のと交際費や趣味をする為のお小遣いとしてこの項目を設定しています。
僕の場合は、人付き合いが無いので交際費はほとんどありませんので、お小遣いとして好きなことにお金を使っていました。
人によっては交際費もかかると思いますが、交際費と趣味に費やすお金は2万円以内に納めると生活に支障がでないと思います。
人によって更にお金がかかる支出
ここまでは生活をする上で誰しも発生する支出をご紹介してきましたが、人によってはもっとお金がかかる事があります。
その代表例として奨学金の返済です。
奨学金の返済額は人によって異なりますが、僕の場合は毎月約14000円返済しています。
更にはローンや分割払いで購入した物も毎月の支出として出ていきます。
東京なら手取り15万円のフリーターでも一人暮らしは問題なくできる
結論から言うと東京ならフリーターでも一人暮らしは問題なく出来ます。
何故、東京でフリーターでも生活に困らないのかご紹介します。
東京は日本一最低賃金が高い
現在の東京都の最低賃金は1113円と日本で一番時給が高いです。
日本で一番最低賃金が一番安いのは896円なので、東京と約220円の差があります。
同じ時間働いても、100時間で22000円の差になります。
ここまで差があると家賃が高い東京でも月々の生活は楽になるでしょう。
東京の物価は全て地方より高い訳ではない
東京都で住む一番の懸念点は物価にあると思います。
確かに、家賃は他の県より高い傾向にあります。都市郊外でも1Kで6万円の家賃が相場ですし、山手線付近であればもっと高くなります。なので家賃に関しては物件をよく選ぶ必要があるでしょう。
しかし、スーパーやディスカウントストアなどのお店で売られている物は、地方と値段があまり変わりません。その為、しっかりとお店選びしたら東京でも月々の食費や雑費を抑える事が出来ます。
交通手段に関しては、地方よりも東京の方が電車やバスの料金が安く、至る所で利用できるので地方よりも都内に暮らしている方が安く利用できます。
また、地方では住む場所によって車が必要になると思いますが、東京は公共手段が充実している分車を持つ必要がないので、家賃が高かったとしても固定費自体は安くする事も可能なのです。
普通のフリーターの収入では贅沢をする事はできない
先ほどご紹介した通り、毎月の出費は13万円くらいに抑える事が出来ましたが、月の手取りが15万円だと正直遊んだり贅沢をする余裕はありません。
ましてや奨学金などの借り入れがある場合は家計に全く余裕がなくなります。
なので、フリーターで働きながら東京で余裕のある一人暮らしをするなら、夜勤などの時給を重視して仕事をするか、掛け持ちをして仕事をする必要があります。
僕は夜勤と掛け持ちをして月収20万円以上まで上げた時期はありましたが、肉体的にも精神的にもしんどくて、どのみち生活の余裕は無くなりました。
フリーターで働きながら東京で一人暮らしができるが長期的にオススメは出来ない
今回はフリーターで働いていた時の僕の経験を元に月収15万円でも東京で一人暮らしができるのかについてご紹介してきました。
若いうちは体力があるので、フリーターでも夜勤や掛け持ちをして月収20万円稼ぎながら遊ぶ事が出来ますが、貯金ができず体力も無くなってくるので長期的にはオススメする事は出来ません。
何か挑戦したい事があり上京をするのであればタイムリミットを決めて挑戦する価値はありますが、フリーターには限界があると考えるべきです。
東京で生活を続けたいのなら、将来就職する事を考えたり、副業などで自分のビジネスを確立するようにしましょう。