多くの人が生活をする上で、仕事をして生計を立てていると思います。
社会人経験がある方なら分かると思いますが仕事をすれば、楽しい事よりも辛い事が多いです。
- 理不尽に上司から怒られる
- 時間外労働が多い
- 意味があるのか分からない仕事内容
などと感じて会社を辞めるべきなのか考えてしまうかもしれません。
そこで今回は、会社を辞める前にまずは考えて欲しい判断基準についてご紹介します。
仕事を辞める時は人生の分岐点
新しい仕事をすれば自分の人生の履歴が増える事をまず念頭に入れましょう。
この履歴が増える事は良くも悪くも作用します。
履歴が残るメリット
- 多様性がある様に思われる(スキル次第)
- 転職経験が見られる時代になりつつある
- 少なくとも行動力はあると言える
履歴が残るデメリット
- 履歴書に書く項目が増える
- スキルが伴っていなければ冷たい目線で見られる
- アルバイト経験ばかりだと採用してもらいにくい
実力主義になりつつある現代に取っては1つの場所で働くより様々なスキルを持っている人材が重要視されつつあります。
なので会社を辞めるにはメリット・デメリットを比べながら判断しないといけません。
若いうちに自分に合った仕事を探し続ける事は大切
と言っても、仕事は人生の中で大半を占める時間となりますから仕事選びの妥協は人生を棒に降るような事です。
若いうちは、様々な事に挑戦でき、転職も有利なので、自分に合うと思った場所で働ける様に行動をし続けた方がいいでしょう。
仕事を辞めたところで大きな影響はない?
とは言っても、「仕事を辞めれば職歴などに傷がつくのでは?」と思うかもしれません。
この事は、学校やどこかの会社に入社した時など聞いた事があるでしょう。
確かに転職のやりすぎは転職活動において「長く働いてくれるのか?」と思われやすくなります。
ただ、1回や2回ではそこまで気にする事はありません。
それよりも会社に囚われて、我慢しながら働く方が自分の可能性を失い、人生の時間を無駄に過ごす事になります。
仕事を辞める前に考えるべき判断基準とは?
ここまで、会社を辞める事でのリスクが思ったより低くなる様にお伝えをしました。
しかし、会社を辞める時はしっかりと考えがないとまた転職を選ばないといけなくなります。
ここからは、会社を辞める時にここは考えるべき4つのポイントについてご紹介します。
ポイント①:仕事が辛いと思っただけで辞めるのは危険
仕事が辛くて、会社を辞めたいと思う事は何回も訪れると思います。
しかし、楽な仕事は無いと言う事は前提にしておきましょう。
「あの仕事は楽そう」と思っていても、別の仕事を始めても今まで見えていなかった辛い経験をする事は当然のようにあります。
なので、仕事が辛くても転職理由にしない様にしましょう。
ポイント②:次の仕事が明確に決まっているか
1人暮らしであれば仕事を辞めた後に収入が無くなります。
なので、次の仕事は決めておいていた方がいいでしょう。
次の仕事を決めるポイントとしては自分がやりたい事であるかどうかが重要になります。
なんとなくで始める仕事は長続きしません。
自分のやりたい事や仕事が明確なら挑戦するべきですし、辞める際に上司や同僚から応援してくれることもあります。自分のやりたい事があるけど経験や知識がない方は、辞める前に仕事を続けながらスキルを磨いてみては如何でしょうか?
ポイント③:日常生活に支障があるならすぐに辞めた方がいい
今現在、仕事の事で病院に通う様な状態なら仕事を辞めるか、療養する事をお勧めします。
仕事で体を崩せば、少なくとも健康で暮らす事はとても難しいです。
仕事の為に、自分の人生を削る必要はないので、仕事を辞めたとしてもフリーターとしてでも仕事をすぐに変えた方がいいでしょう。
ポイント④:人間関係が改善できない職場なら転職を考えよう
人間関係で仕事の満足度は大きく変わります。
職場内で3人以上の友人関係がいると幸福度が約96%上がり給料が3倍上がる幸福度と同様の効果が得られると言う、アメリカのギャラップ社が500万人を対象したデータがあります。
なので、人間関係が悪ければ、職場内で幸福に感じる事は少ないです。
職場内の人間関係は自分で選ぶ事ができないので、仕事を辞める指標になります。
まとめ
仕事は安易に辞めるべきではありませんが、
- 自分のやりたい事が出来た
- 仕事を続けて体調を崩している
- 人間関係が悪い
と言った場合は転職を考えましょう。
仕事は我慢する事はあると多いますが、無理をするところではないので自分の本心と向き合って頂ければ幸いです。