今回はThreadsのメリットデメリットについてご紹介します。
先日サービスが開始したThreadsですが、開始7時間で1000万人が登録されているほど多くの人が利用している様ですね。
Twitterの利用制限がされてから、不満に感じる人が多数いらっしゃると思いますし、代わりとなるSNSを探す様になった風潮がある中で登場したので、様々な有名人も初日からThreadsを使うほど、多くの人がThreadsへ期待していたのだと思います。
しかし、Threadsをやっていない人ややろうか悩んでいる人からしたら「Threadsって使った方がいいの?」「まだTwitterで良くない?」などと思うでしょう。また現在Threadsを使っている人も機能や使い方などの良し悪しが分からない状態だと思います。
そこでこの記事では、サービス開始から2日間使ってみて、Twitterと比較しながらThreadsのメリット・デメリットや共通していることなどをまとめることにしました。
TwitterとThreads7つの共通点
Twitterと比較してThreadsのメリットとデメリットをご紹介する前にまず、TwitterとThreadsの共通点をご紹介していきます。
その共通点はこの様になっています。
7つの共通点
- 画像、動画、URLを添付して投稿ができる
- いいね、拡散、引用ができる
- プロフィールにリンクを1つ設定できる
- プロフィール画面下に過去の投稿が表示される
- メンションが使える
- フォロー、いいね、メンションの通知を受け取るれる
- ホーム画面で下にスワイプすると更新する
結構共通していることが多く、パッと使った感じはTwitterと同じ様な感じでした。
Threadsのメリット
それではここからTwitterに比べてThreadsのメリットをご紹介します。
メリット1:1投稿500文字まで使える
1つ目に1投稿500文字まで使えることです。
Twitterは140字までなのに対して、Threadsは最大500文字まで使うことができます。
改行なども文字数にカウントされますので、500文字最大限に使うことが難しいですが、それでもTwitterに比べてより多くの文字を使うことができます。
また、文字数が足りなくてもTwitterと同じように連続投稿することも可能です。
メリット2:1投稿画像・動画は最大10枚まで選択することができる
2つ目のメリットは動画と画像は1投稿最大10個選択することができます。
Twitterは最大4つまでなので、文字と同じく1投稿で多くの情報を発信することができます。
勿論、10枚以下でも投稿することができ、2枚以上投稿した場合は横にスライドしたら他の画像を見ることができます。
メリット3:5分までの動画を投稿できる
3つ目のメリットは動画は最大5分まで貼り付けることができます。
Twitterに貼れる動画は2分20秒ですがThreadsでは最大5分の長さの動画を投稿することができます。
こちらもTwitterに比べてより多い情報量を投稿できる訳ですね。
しかしThreadsアプリ内で時間調整できる機能はありませんので、5分を越える動画は別のアプリで調整する必要があります。
メリット4:すぐにフォローできる
4つ目のメリットは投稿からすぐにフォローすることができます。
Twitterの場合は一度プロフィールにいかないとフォローすることができませんが、 Threadsは投稿者のアイコンをタップすることでフォローすることができます。
あとフォロー繋がりでご紹介しておきますが、プロフィールにフォロワー数は表示されますが、フォロー数が表示されないので、フォロワー数とフォロー数の比率を気にする必要がないのも気軽に使えるポイントとなるでしょう。
メリット5:いいね数と閲覧回数が表示されない
5つ目のメリットはいいね数と閲覧回数が表示されません。
Twitterではいいね数の数が表示されて、ユーザーからは投稿の価値を見定める指標の一つになっていたと思います。またイーロンマスク氏がTwitterのCEOになってからは閲覧数も見られる様になり、より数字で見られる様になってから、閲覧されやすいトレンドに沿った内容の投稿を意識する人も多かったと思います。
しかし、 Threadsではいいね数や閲覧回数は表示されませんので、数字を気にせずに気軽に利用することができるでしょう。
Threadsのデメリット
ここからは Twitterと比べてThreadsのデメリットに感じる事をご紹介します。
デメリット1:ハッシュタグが使えない
一つ目はハッシュタグを使うことはできません。
META社が運営している事もあって、Instagramのようにハッシェタグでより多くの人に見てもらえるのかと思いきや、ハッシュタグは利用することができません。
#の後に文字を入力しても何もなりませんので、インスタと同じような文章を打ち込まないように注意が必要です。
デメリット2:トレンド機能が無い
Twitterではトレンド機能によって、どのような内容が今注目を浴びているのかや、天気などリアルな投稿を見ることができます。
情報収集する上では外せないトレンド機能ですがThreadsはトレンド機能がありませんので、情報収集する上で使うには不向きと言えるでしょう。
デメリット3:ユーザーしか検索することができない
3つ目のデメリットはユーザーしか検索することができないことです。
Threadsにはホーム画面の横に検索画面へ移動出来るアイコンがあるのですが、その検索機能を使ってもユーザーしか表示されません。
Twitterであれば、検索したキーワードが入っている投稿も探すことはできるのですが、Threadsはユーザーしか表示されませんので、こちらの面から見ても情報収集には不向きなデメリットと言えるでしょう。
デメリット4:ユーザーが少ない
4つ目のデメリットはユーザーが少ないことです。
初日から1000万のユーザーを獲得しているので、正直なところユーザーが少ない訳ではありませんが、Twitterに比べると著名人や企業のアカウントはまだまだ少ないので、発信者によってはみたい情報がない場合がまだ多いと思います。
デメリット5:パソコン版が無い
5つ目のデメリットはパソコンで利用することができないことです。
Threadsは現在App StoreかGooglePlayにてダウンロードしたアプリから投稿をしたり投稿を見ることができます。
しかし、パソコンで利用できるアプリやブラウザは現在ありません。
とは言っても、パソコンでもURLから閲覧はすることができます。
デメリット6:DM機能無し
6つ目のデメリットはDM機能が無いことです。
DM機能が無いので個人間のやり取りをすることができず、オープンスペースのみでしかやり取りをすることができません。
特定の相手と連絡を取りたい場合は、InstagramのDMを使うこととなるでしょう。
とは言っても、怪しい勧誘などが無いという意味ではメリットと捉える事もできます。
デメリット7:下書き機能が無い
7つ目のデメリットは下書き機能がありません。
下書きを作っておいて後で投稿したいと思っうことがあるかもしれませんが、Threadsは下書き機能が無いので、すぐに投稿するか一旦削除して後で最初から投稿を作成するしか方法がありません。
デメリット8:投稿後修正不可能
8つ目にご紹介するのは投稿後のスレッドを修正することができないことです。
投稿してから誤字に気づいたりしたら内容を修正したいと思う時があるでしょう。
しかし、投稿してから内容を修正することができませんので、投稿内容をコピーして内容を修正してから新しく投稿する必要があります。
Twitterでは同じく編集することができないのですが、Instagramでは投稿を編集することができるので、投稿の編集機能があると機能的に一つ上を行けたと思います。
デメリット9:特定のスレッドを固定することができない
9つ目のデメリットは、特定のスレッドを固定することができません。
Twitterでは1つだけ投稿を固定して、プロフィール画面で目につくことができます。
しかし、Threadsでは固定機能は無く、スレッドの右上にあるボタンからできることは、返信できる人の設定か削除しかありません。
デメリット10:Instagramの影響が大きい
10個目にご紹介するデメリットはInstagramの影響が大きい事です。
Threadsを始める時に、Instagramでフォローしているアカウントがオススメして表示されます。
そして、ホーム画面ではいいね数や返信などのアクションが多い投稿が優先して表示されますので、すでにInstagramでフォロワーを獲得している人が必然的に表示される傾向にあります。
なので、無名から頑張って新しくThreadsでフォロワーを獲得したいと思ってもかなり難しい状況でしょう。
この辺り、インフルエンサーが有利だったclubhouseの二の前を踏まないか不安になりますね。
Twitterと比較してThreadsを使った感想
ここまでThreadsのメリットとデメリットについてご紹介してきましたが、最後にTwitterと比較してThreadsを使った感想をご紹介していきます。
まず良かったと思う点はストレス無く自分の思うように投稿しやすいと感じました。
現在のTwitterはいいね数や閲覧回数がユーザー全員に見れる様になり、どうしても数字を気にしてしまいがちになります。
コメントの数は表示されますが、いいね数や閲覧回数は表示されませんので、この辺りはストレスなく使えることができるでしょう。
悪いと思った点は、機能はまだまだ乏しいと思った点です。
現在のThreadsは自分の投稿を見てもらえるようにはInstagramの既存のフォロワーが必要になりますし、欲しい情報を手に入れるために使うとしてもユーザーしか検索できないので見る専となって情報収集するにも難しいです。
また、Twitterで出来ることがThreadsでは出来ない内容も沢山ありますので、現段階ではTwitterよりも劣っていると感じます。
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実際に使い方や注意点については下記の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。
ともあれ、Threadsはサービスが開始したばかりなので、これから様々な変更があると思います。
今後の改良に期待して、今のうちにThreadsを使っていきましょう!