あなたはiPhoneが欲しいと思っていないでしょうか?
日本のスマホ市場の約半分はiPhoneと言われており、日本人の半分はAppleのスマホ、残りがAndroidスマホを売っている企業という構図になっています。
多くの人が使っているからこそiPhoneを購入しようと思うでしょう。
しかし、Androidユーザーからしたら「値段の割にはスペックが低くい」という声をよく耳にします。
そこでこの記事では、AndroidスマホとiPhoneはどのくらい値段とスペックが違うのかや、iPhoneを購入するメリットはあるのかについて解説していきます。
iPhoneとAndroidスマホのスペック比較
早速、iPhoneとAndroidスマホの比較に入ります。
まずは、現在最新機種の上位モデルであるiPhone15Proと同価格帯のPixel8Proの比較をします。
Pixel8Pro | iPhone15Pro | |
価格 | 159900円〜 | 159800円〜 |
ストレージ | 128GB~512GB | 128GB~1TB |
チップ | Google Tensor G3 | A17 Pro |
ディスプレイ | 6.7インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 1~120Hz | 1~120Hz |
バッテリー容量 | 5050mAh | 最大29時間のビデオ再生(3274mAh) |
カメラ画素数(背面/前面) | 50MP/10.5MP | 48MP/12MP |
レンズ | 超広角(48MP) 望遠(48MP) | 超広角(12MP) 望遠(12MP) |
指紋認証/顔認証 | ⚪︎ | 顔認証のみ対応 |
充電端子(USB規格) | Type-C(3.2 GEN 2) | Type-(3.2 GEN 2) |
防水機能 | IP68 | IP68等級 |
値段はiPhone15Proの方が100円安いですが、ディスプレイサイズが一緒のiPhone15Pro Maxで比較すると最低ストレージである256GBは189800円であり、Pixel8Proの256GBは169900円なので、その金額差はほぼ2万円となります。
チップなどはそもそも規格が異なりますので、明確に比較することができませんが、カメラ性能は超広角と望遠の画素数はPixel8Proの方が優れていることが分かります。
ただ、画素数が多いからといっても、カメラによって色の再現度などが異なりますので、一概に良いと言い切れない部分があるので、実際に写真を撮って見比べてから判断する必要があります。
その他は大体性能が一緒の様です。
Proモデルはそこまで大きな性能に違いがありませんが、それでは無印モデルの比較も見ていきましょう。
Pixel8 | iPhone15 | |
価格 | 112900円〜 | 124800円〜 |
ストレージ | 128GB~256GB | 128GB~512GB |
チップ | Google Tensor G3 | A16Bionicチップ |
ディスプレイ | 6.2インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 60~120Hz | 60Hz |
バッテリー容量 | 4575mAh | 最大26時間のビデオ再生(3349mAh) |
カメラ画素数(背面/前面) | 50MP/10.5MP | 48MP/12MP |
レンズ | 超広角(12MP) | 超広角(12MP) |
指紋認証/顔認証 | ⚪︎ | 顔認証のみ対応 |
充電端子(USB規格) | Type-C(3.2 GEN 2) | Type-(C2.0) |
防水機能 | IP68 | IP68等級 |
価格はPixel8の方が約1万円ほど安いです。
カメラ性能に大きな違いはありませんが、USB規格や最大リフレッシュレートなどを比べるとPixel8の方が良いです。
ここまでは同じ金額体の比較となりましたが、2023年コスパ最強と呼ばれるPixel7aとiPhone15を比べるとどの様な違いがあるのか見ていきましょう。
Pixel7a | iPhone15 | |
価格 | 62700円 | 124800円〜 |
ストレージ | 128GB | 128~512GB |
チップ | Google Tensor G2 | A16Bionicチップ |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 60Hz |
バッテリー容量 | 4385mAh | 最大26時間のビデオ再生(3349mAh) |
カメラ画素数(背面/前面) | 64MP/13MP | 48MP/12MP |
レンズ | 超広角(13MP) | 超広角(12MP) |
指紋認証/顔認証 | ○ | 顔認証のみ対応 |
充電端子(USB規格) | Type-C(3.2 Gen 2) | Type-(C2.0) |
防水機能 | IP67 | IP68等級 |
カメラ画素数はPixel7aの方が良いのですが、撮れ高は一様に言えません
最近でているAndroidスマホはPixel7aとほぼ互角の性能なので、iPhone15が割高となりますね。
この様にスペックだけを比べると、Pixel8の方が良い傾向にあることが分かります。
価格とスペックだけでスマホの良し悪しは決まらない
ここまで見るとiPhoneは割高であり、Androidスマホを購入する方が合理的だと思うでしょう。
しかし、価格とスペックだけでスマホの良し悪しは決まりません。
何故なら、スマホにはそれぞれ搭載されている機能が異なり、日常生活が便利になるかどうか大きく影響するからです。
最近のAndroidスマホは手ぶれ補正が売りの機種が多いですが、Pixelなら撮影後に特定の被写体を消すことができる消しゴムマジック機能などがあります。
それではiPhoneにはどの様な機能があるのでしょうか?
iPhone最大のメリットは純正アプリと連携機能
ズバリ、iPhoneの最大のメリットは純正アプリと連携機能にあります。
iPhoneにはAppleが開発したさまざまなアプリが最初から入っており、後に登場してもiOSアップデートすることで使える様になります。
電卓やメモ帳など生活であるとかなり便利なアプリが多いです。
また、Apple純正アプリは同じiCloudを使うことで連携することもできます。
写真やボイスレコーダーなどこれらのアプリはiCloudでデータを共有することができるので、ケーブルを使う必要がありません。
自分以外の人にデータを共有したい場合はAirdrop機能を使うことでデータを送信することができます。
この様にiPhoneの価値はスペックだけでなく、他のスマホでは使うことができない便利な機能が付加価値を上げています。
値段と利用用途を考えてiPhoneを購入するか決めよう
今回はiPhoneについてお話をしてきましたが、この記事をまとめると以下の通りとなります。
まとめ
- スペックはAndroidスマホよりも劣っている傾向にある
- 純正アプリやAirdriopなどiPhoneにしかない便利な機能が搭載されている
iPhone単体で見ればスペックに比べると割高ですが、iPhoneでしか使えない機能は沢山あり、これらを使いこなすと生活が便利になるのは間違い無いでしょう。
なので、iPhoneとAndroidスマホどちらを購入するか迷われている方は、利用用途などを考えてみて決めてください。