この記事ではUlanziのワイヤレスピンマイクをご紹介します。
僕はYouTube動画の投稿をしているのですが、動画撮影はスマホのカメラのみでずっと行ってきました。
しかし、自分が動いたりカメラの位置を移動させると音質が変わってしまいまい動画のクオリティが下がっているのではとずっと感じていました。
この悩みを解決する為にマイクの購入をずっと検討していたのですが、有線のマイクだとケーブルが邪魔になるので離れていてもストレスなく使えるワイヤレスマイクにしようにも、DJIなど高品質のマイクは値段が高く無名メーカーの安いマイクは音質が不安になります。
そんな価格と性能が丁度良いワイヤレスマイクを探していて、見つけたのがUlanziのワイヤレスピンマイクで、Amazonにて約5000円で購入しました。
購入してから届き実際に使ってみたのですが、結論から言って予算をかけたくない駆け出しYouTuberにオススメのワイヤレスマイクです。
具体的に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
Ulanziとは
まず、今回購入したワイヤレスマイクはUlanziというメーカーの商品なのですが、Ulaziは2015年設立の中国メーカーです。
「中国のメーカーって大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、埼玉に倉庫があり大阪に問い合わせ先があるので商品の発送からサポートまでしっかりとしている会社です。
今回ご紹介するマイク以外にも三脚や照明など撮影に関する機材を多数販売しており、お手頃の値段が最も魅力です。
外観とスペック
ではワイヤレスマイクについてご紹介していきます。
本体が梱包されている箱ですが、中国語表記となっています。
素材はしっかりとしており、iPhoneの箱に近い感じです。
中には充電可能のケースと本体、そして充電用ケーブル、イヤホン、ウィンドマフ、日本語も表記されている取扱説明書がありました。
ケースは正四角形で野球ボールくらいの大きさです。重量は72gでバッテリー1000mAhを搭載し約3回充電可能のスペックです。
そして、マイクと受信機ですがマイクは親指くらいの大きさで、重量は14.5g。
230mAhのバッテリーを内蔵しており最大8時間使用する事ができます。
受信機は小指くらいの大きさで、重量は6.3g。マイクとの無線は2.4GHzの周波数を利用します。
スマホケースをつけていても問題なく取り付けする事ができます。
今回はiPhone向けのLightning端子を購入しましたが、USB-Cタイプもあるのでお使いのスマホやカメラに合わせて選ぶ事ができます。
ワイヤレスマイクの基本的な使い方
ワイヤレスマイクは受信機をデバイスに装着するだけで録音が可能となります。
ただ、受信機とマイクで以下の様な操作を行うこともできます
まずマイクですが、電源ボタンとSDカードスロットがあります。
SDカードをセットして電源ボタンを押してランプが点滅している間は録音ができます。
そして、マイク部分には付属のウィンドウマフを簡単に設置する事ができます。
受信機側ですが、ボタンは音量と再生停止ボタンの2種類があります。
+/-ボタンを一回タップすると音量の変更、ダブルタップするとノイズリダクションのレベルを各3段階調整できます。
横のイヤホンジャックにイヤホンを接続することで自分の声を確認する事ができます。
Ulanziワイヤレスマイクを実際に使ってみた感想
ここまでは商品の概要をご紹介しましたが、一番気になるのは値段に見合った性能なのかという点でしょう。
個人的な感想をお伝えすると、最初に買うワイヤレスマイクならいいけど、質を重視したいならオススメできないが僕が出した結論です。
実際に利用して良いところ悪いところを感じましたのでご紹介していきます。
まず良いところは以下の通りとなります
良いところ
- 受信機を繋げるだけですぐに使える
- SDカードがあればマイクで録音することも可能
- ノイキャン機能で雑音を抑えて収録できる
アプリや設定無しにデバイスと繋ぐだけで使え、デバイスが無くてもSDカードがあれば録音できるのが魅力的に感じました。
これなら直ぐにどこでも録音する事ができます。
また、マイクのノイキャンが結構優秀で、iPhoneの録音だと拾ってしまう雑音がこのマイクで録音するとほとんどカットしてくれます。
僕が住んでいる部屋は外からの雑音が入りやすいのですが、このマイクだとほとんどマイクに入っておらずとても助かっています。
一方で悪いと思った点は以下の通りです。
悪い点
- 音質は良いとは言えない
- 時々途切れる
マイクの音質は安いマイク特有の荒さがないので悪いとは言えませんが、どこか抜けが悪い印象があります。
そして、使っている途中一瞬音が途切れる事が何回かありました。
これは声が小さくなっているところをノイキャン機能が雑音としてカットしたのだと思いますが、途切れている箇所は撮り直さないといけない手間が発生します。
この様な良い点と悪い点があることからUlanziのワイヤレスマイクは普通に使う事ができるレベルのマイクではありますが、可能ならDJIなどよく撮影マイクで使われているメーカーをお勧めします。
また室内ならコンデンサーマイクだと声がくっきりと出るでしょう。
ただ、約5000円で買えるワイヤレスマイクでありながら最低限の使用できる性能はありますので、機材にあまりお金をかけれない人はこのUlanziワイヤレスマイクの購入を考えてみてください。