今回はiPadとMac bookどちらが良いのかについて解説していきます。
先日iPadOSでFinal Cut Pro とLogic Proがリリースされました。
Final Cut Proは映像編集、Logic Proは音楽作成において完成度の高いアプリであり、元々はMacOSだけでしか使えなかったアプリです。
しかし、この2つのアプリがiPadOSでも使える様になってMac Bookとの差がかなり縮まりました。
更に、最近ではiPadでも使える格安のマウスやキーボードも多く登場しており、「あれiPadで良くね?」と思った人もいらっしゃると思います。
僕はiPadとMac Bookどちらとも持っており、利用用途において使い分けをしているのですが、「iPadだけで良いのか?」それとも「Mac Bookの方が良いのか」という問題に色々調べることにしました。
iPadとMac Bookの違い
まずiPadとMac Bookの違いについて考察していきます。
この2つを並べて最初に性能が気になる所でしょう。
ではiPadとMac Bookのスペックを簡単に見てみてましょう。
iPad Air | iPad Pro | Mac Book Air | Mac Book Pro | |
インチ数 | 10.9インチ | 11or12.9インチ | 13.6or15.3インチ | 13.3or14.2or16.2インチ |
チップ | M1orM2 | M1orM2 | M1orM2 | M1orM2(Pro、Maxもあり) |
最小CPU | 8コア | 8コア | 8コア | 8コア |
最小GPU | 8コア | 10コア | 10コア | 10コア |
最小ストレージ | 64GB | 128GB | 256GB | 256GB |
カメラ | あり | あり | インカメラのみ | インカメラのみ |
認証 | Touch ID | Face ID | Touch ID | Touch ID |
バッテリー(最大インターネット時間) | 9時間 | 9時間 | 15時間(13インチ) | 17時間(13インチ) |
価格 | 92800円〜 | 124800円〜 | 134800円〜 | 178800円〜 |
この一覧を見比べて搭載されているチップやコア数などは基本的に一緒です。
ストレージに関してはMacBookは最大2TBまで増設できるのに対して、iPad Airは256GBまでしか増設できないので、保存できるデータ量に大きな開きが出てきます。
そして、iPadとMac Bookの多いな違いはカメラの有無や画面タッチ操作ができるかどうかであったり、バッテリーの容量にあります。
iPadはタブレットなので画面タッチができますし、アウトカメラでの撮影ができますが、バッテリーの時間に関してはMac Bookの方が良いです。
OSの違い
これまでiPadとMacBookの違いについてご紹介してきましたが、iPadとMac BooKの最も大きい違いはOSにあります。
iPadにはiPadOS、MacBookにはMacOSが備わっており、このOSの違いでダウンロードできるアプリが変わります。
しかし冒頭でもお話ししたとおり、Final Cut ProなどMac専用のアプリはどんどんiPadでも使える様になってきています。
同じアプリが無かったとしても、基本的に別のアプリで代用できるので、OSの違いによって出来る出来ないの違いに大きな差があるわけではありません。
操作性の違い
iPadとMac Bookで一番顕著に感じられるのは操作性の違いでしょう。
iPadに対応しているキーボードやマウスが出てきていることから、操作性の差が減ってきているのは確かです。
しかし、iPadはタブレットということで、どちらかというとスマホに近い感覚であり、写真の撮影や画面をタッチして操作することが出来ます。
一方でMac Bookはカメラの性能は劣り、画面を感覚的に操作することはできませんが、複数のアプリを画面に表示させながら操作することが出来ます。
iPadはシングルタスクに優れて、Mac Bookはマルチタスクに優れているのです。
互換性の違い
「じゃあ安く購入できて、できる事が多いiPadの方が良いのでは?」と思うかもしれませんが、OSの違いで変わってくるのが、対応しているハードウェアなんですよね。
映像ならデータを転送するためのSDカードリーダーがありますし、音楽作成や配信ならオーディオインターフェースなどがあります。
これらのハードウェアは探せばiPadでも使えるものがありますが、圧倒的にMacOSに対応している機種の方が多いです。
iPadとMac Bookどちらが良い?
ここまでiPadとMac Bookの違いについてご紹介してきましたが、「どちらを購入すれば良いのか?」という点が最も気になるでしょう。
結論から言うと、普通に使うならMac Bookで、安く揃えたいならiPadです。
やはり、Mac Bookの方が基本的なスペックは高く、アプリ、ハードウェア共に互換性が高いので出来ることが多んです。
一昔前ではネットサーフィンや動画視聴が主な使い方だと思いますが、最近ではSNSに投稿する動画を編集したり、自宅で副業をしたりと、普通の人でもデバイスを使って様々な事をやる様になりました。
なので、画面の表示に限界があるiPadよりもMac Bookの方がストレスなく行う事ができます。
しかし、Mac Bookはどんどん値上がりしており、現在では20万円前後のするのが当たり前となっています。
ここまで高額のお金を払う事に抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。
なので、安く揃えたいのならiPadでもありだと思っています。
Mac Bookで出来ることがiPadでも十分出来る様になってきていますし、安いワイヤレスキーボードとマウスを購入したら10万円以下でノートパソコンの様な環境を作る事ができます。
勿論、本格的な絵を描きたい人ならMac Bookよりも高性能のiPadを購入した方が良いです。
コスパ最強のオススメ機種
この記事ではMac BookとiPadについて解説をしてきましたが、最後にオススメの機種についてご紹介していきます。
Mac Book Air(M1)
まず最初にご紹介するのはM1チップ搭載のMac Book Airです。
このMacBook Airは13万円台から購入できる最もコスパが良いMacです。
軽い動画や画像編集ぐらいなら十分にできるので、私生活で使うのであれば、このMacBookが最も良いでしょう。
iPad Air(第5世代)
iPadの購入を検討されている方にオススメなのは第5世代のiPad Airです。
第5世代iPad AirはM1チップを搭載されており、このチップを搭載された以降のモデルからFinal Cut Proなどのアプリやタスクマネージャーなど様々な機能を利用する事ができる様になり、第4世代と比べて圧倒的に便利に使う事ができます。
ストレージを256GBまで上げても116800円で3COINSのワイヤレスマウストキーボードを買ってもトータルで約12万円なので、先ほどのMac Bookよりも安く購入する事ができます。