つい先日給料日だったのに、いつの間にかお金が無くなっているといった事に悩んだことはないでしょうか?
人間の行動というのは習慣によって決まることが多いと言われています。
お金を使うのも一種の習慣であり、無駄なものにお金を使う習慣が身につくと給料日前は極貧生活を送る様になり、貯金をすることも夢のまた夢となるでしょう。
一方で、お金を使わない習慣を身につけることで、手取りの金額が少なくてもストレスなく生活をすることができ、少しづつ貯金をすることも可能です。
そこで今回は金を使わなくなる習慣を5つご紹介します。
お金を使ってしまう原因
先ほどもご紹介した通り、お金を使う理由は習慣が大きな理由となることが多いですが、習慣が身につくのには始まりとなる原因があります。
その原因となりやすいのが誘惑とストレスです。
原因1:誘惑
出勤や通学、買い物など人は生活をする上で致し方なく外出をすると思いますが、様々なお店の看板がありますよね。
後で詳しくお話ししますが、この看板にもまずはお店に入ってもらおうと様々な工夫がされいます。
そして、お店の窓にはお買い得商品などの情報がデカデカと張り出されています。
コンビニの新商品や割引商品が良い例ではないでしょうか。
さらには、家の中にいてもネットやテレビを見たら広告や記事が目に入り、それを見たら最後、頭の中に残りつい足を運びがちになります。
この様な情報によってコンビニやファスフード店に入ることを繰り返したら、もう習慣として通い続けるようになるでしょう。
原因2:ストレス
そして、仕事や人間関係など様々なストレスを感じやすいのが現代です。
毎日多くの仕事を抱える様になったり、嫌な人が職場にいると凄くストレスを感じるでしょう。
このようなストレスを発散するためにも、仕事終わりにコンビニでスイーツを買ったり、ジャンクフードを食べたり、カラオケに通う様になったりしていないでしょうか?
ストレスは「こんなに自分は頑張っているんだからご褒美があるべき」という免罪符になりやすいです。
なので、お金を使う習慣を無くしたいなら今お話したストレスと誘惑に影響されない様にしなければなりません。
お金を使わないための習慣5選
それでは、先ほどお話しした内容を踏まえたお金を使わない習慣を5つほどご紹介していきます。
習慣1:現金を持たない様にする
まず最初にご紹介するのは現金を持たない様にすることです。
財布のを見て1万円札を見たら目についたお店で買い物をしたことはないでしょうか。
この様に、「財布の中にあるお金=今は使えるお金がある」と錯覚してしまいがちになります。
そして、現金を持つとお店の選択肢を増やしてしまう事になります。
今でも昔ながらのスーパーやラーメン屋などは現金払いのみのお店が多いです。現金を持ち歩くことで仕事帰りにお金を使う原因にもなるんですよね。
この様に、現金を持っているとお金を使ってしまいやすくなります。
僕も昔は長財布を使っており、お金が無くなったらATMへ行って常に現金を常備していました。
しかし、現在はカード類しか入らない小さな財布を普段持ち歩く様にしています。
基本的に現金を持たないことで現金払いしかできないお店へ行く選択肢は無くなります。
時には現金払いしか対応していないお店に行かなければならない事もありますが、現金を入れるには心許ないので必要最低限のお金だけ引き出して無駄な物を買う余地がない様にしています。
そして、支払いは基本的にクレジットカードなので、使うたびに利用残高が減るのでできる限り抑えようと努力する様になりました。
この様に、現金を持たないことで無駄遣いを抑えれる様になります。
習慣2:買い物は朝イチに終わらせる
次にご紹介するのは習慣は買い物は朝イチに終わらせるです。
買い物は仕事終わりの夜に行く人が多いと思いますが、夜は1日の体力を使い切った時間であり、合理的な考えができなくなる傾向にあります。
そして、朝は1日の中で脳が一番元気な状態なので、合理的な判断ができ広告などの誘惑に惑わされず買い物をすることができます。
あと惣菜の半額は無く、生肉や青果が値引きされている可能性もあるので、食材が安く手に入るかもしれません。
また、開店した直後のお店は基本的に人が少なく、ストレスなく買い物をすることができます。
何より朝イチに買い物に行くことは、日が出ている時に外出する事になるので太陽の光を浴びることができます。
太陽の光を浴びると幸せホルモンというセロトニンが分泌されてストレスの解消や体内でビタミンDが作られる様になり抗うつ効果があります。
つまり、朝イチに買い物に行くことでメンタルも改善できる傾向にあるのです。
この様に、朝イチに買い物に行くことは夜に買い物に行くことと比べてかなり多くのメリットがあります。
平日でも朝早くから空いているスーパーはありますし、難しい様なら休日に1週間の買い物をする様にしましょう。
習慣3:外出する時は看板を見ない
次にご紹介する習慣は外出する時は建物を見ずに歩くです。
出勤や用事で外出する時は必ず街中の移動が発生しますよね。
無意識に人や建物を見ていると思いますが、建物にお店があったらきっと意識してしまうでしょう。
そして、お店の看板の色には心理的な効果があります。
例えば、マクドナルドなどのファストフード店の看板は赤色と黄色が使われていることが多いのですが、赤色は食欲や空腹感を刺激して、黄色は最も目に付きやすい色です。
つまり、黄色で目につけて赤色で空腹を刺激しているわけです。
更にはファストフードのロゴには焦りを感じさせる効果があり、見るだけで幸福度が下がるという効果もあります。
この様に、普段何気なく見ているお店の看板によって、多くの悪影響がもたらされます。
また、電車の移動中や信号の待ち時間にスマホを見ると思いますが、スマホの画面には様々な広告が流れて、物欲を刺激されやすいです。
しかも外出中となれば、気になっているお店にすぐ行くことができます。
なので、スマホを見ることもやめた方が良いのです。
「じゃあどこを見て歩けばいいのか?」という疑問が出てくると思いますが、まず当たり前のところから言うと前の道と通っている人や車を意識してください。普通に事故の元になりますからね。
それをした上で、僕の場合は空や木、野生の動物を見ながら歩いています。
やはり人工物を見るより、自然の物や動物を見る方がリラックスできます。
また、動物を見ると孤独感の軽減や幸福感の向上などファストフードの看板とは真逆の効果が得られるのです。
都会だと難しいと思うかもしれませんが、なんだかんだ木は植えられていますし、野鳥とか結構飛んでいます。
当たり前だと思った風景でも、意識を変えることで見てはいけないものが見えなくなり、新しいものに気づけるかもしれません。
習慣4:値段と時給を天秤にかける
次にご紹介する習慣は値段と時給の天秤にかけることです。
急ですがあなたは1000円の昼食代は高いと思いますか?
僕はめちゃくちゃ高いと感じています。
なぜなら、1000円稼ぐのに30分~1時間は費やさないといけないからです。
最近では物価高が進んで、どのお店でも値上がりしており、ランチ代が1000円前後なの事は珍しく無くなってきていますよね。
しかし、冷静に考えて1時間消費して得たお金を1回の支払いで無くすのはとても正気とは思えません。
勿論、ご褒美と決めて楽しむ分には問題ないのですが、毎日だととても耐えられません。
更にはiPhoneを購入することを考えると、時給ではなく月収ベースで考えることとなるでしょう。
この様に、商品の値段と自分の労働で得たお金を天秤にかけることで、苦労して得たお金を失うまいと無駄遣いを止めることができます。
最初はちょっと計算に戸惑うかもしれませんが、慣れてきたら値札を見るだけで「2時間分の給料か~」と簡単に考えられる様になります。
現在仕事をして給料を得ている人は、自分の労力を使ってお金を稼いでいます。そして、お金を使うことは自分の労力を使っている事と変わり無いのです。
この様に考えたら、なんとなくの理由でお金を使いたいと思わなくなるでしょう。
必死に稼いだお金を守るためにも、購入する商品1つ1つの値踏みはきっちり行いましょう。
習慣5:定期的に物を捨てる
そして最後にご紹介する習慣は、定期的に物を捨てる事です。
今部屋を見渡してみて、使わなくなった物はないでしょうか?
特に一人暮らしをしている人なら、引越しした当初より物が増えている事でしょう。
勿論、購入当初は利用していたが、使う場面がなくなり放置している事もありますが、物を増やして内面を満たそうとしている心理状況が働いている場合もあります。
その為、必要なものでは無く、欲しいという感情で買っている物やなんとなく購入している物が増えると使ってもいないのに物が多い部屋が出来上がります。
しかしながら、購入する前はきっと利用する事を考えていた事でしょうし、この事に中々気づきにくいものです。
そして、「今は使っていなくてもいつか使うだろう」と持っておくことを考えるかもしれませんが、この考えはモノの価値の判断が乏しくなっている可能性があり、「必要になるだろうから買っておこう」と思い無駄遣いをしてしまいがちになるのです。
なので定期的に物を捨てる習慣があることで、本当に必要なものに気づくことができ、無駄な物を部屋の中に置かないためにも今いらないものは買わないという選択ができる様になります。
また、部屋の中に物が多いと、部屋の中が圧迫されていって無意識にストレスを感じやすくなります。
定期的に部屋を見渡してみて、いらないものが目に入ったら捨てる様にしてみてください。
お金を使わない習慣を身につけて無駄遣いをなくそう
今回の内容は以上となり、お金を使わなくなる習慣を5つご紹介しました。
習慣というのは最初は続けることが難しく、無意識に出来なくなる事がありますが、出来ないことに気づけれたらやり直すことができます。
この繰り返しをすることで、徐々に習慣が身についていき自然とできる様になりますので、今回の内容を参考に生活習慣を改善してみてください。