今回はお得な銀行口座についてご紹介します。
銀行口座は給料の振り込みからクレジットカードの引き落とし設定など現代の生活ではなくてはならないものです。
そんな銀行口座は様々な銀行で開設をすることができ、どこで口座を開設すれば良いのか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、銀行口座はお金を入れたり出したりするだけだし、適当でいいやとおも思っていませんか?
この様に思われている方に向けて、お得な銀行口座について解説して行きます。
「えっ!銀行口座の違いで損得って関係あるの?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。そうです関係あるんです。
でも安心してください。すでに銀行口座を持っていたとしても、他の銀行口座も基本的にすぐ開設することができます。
銀行口座を作る前提
お得な銀行口座をご紹介する前に銀行口座を開設する上で大前提をお話しします。
その大前提とは、お得などを気にするより給料の振り込みに対応している銀行口座を作るべきということです。
銀行口座を作る最大の目的となるのは給料を振り込んで貰う為であることがほとんどでしょう。
振り込みできる銀行が自由な会社もあれば、銀行を指定される場合があります。
特に地方なら地方銀行を指定されることは珍しくなく、僕が東京で働いている時もりそな銀行を指定されることがありました。
なので、給料の振込先が指定される場合は素直に従って、口座を開設しましょう。
ちなみに、僕が三井住友銀行を使っているのも一番報酬の受け取りが都合良いからです。
そして、給料の振込先が指定されている場合でも、クレジットカードの引き落とし口座を別にするなど、私生活で使う銀行口座を別にすることで、この後ご紹介する内容の恩恵を受けることもできます。
お得なオススメの銀行口座
それでは、お得な銀行口座をご紹介していきます。
楽天銀行
まず最初にご紹介するオススメの銀行口座は楽天銀行です。
楽天銀行は名前の通り楽天グループが運営している銀行で、特定の支店やATMを持たないネット銀行です。
楽天銀行のお得なポイントは大きく3つあります
1つ目のは高金利であることです。
通常の銀行の金利は0.001%ですが、楽天銀行の通常預金の金利は0.02%と高金利です。
さらに、楽天証券連携させるマネーブリッジ設定にして預金残高が300万円未満の場合0.1%まで金利が上がります。
2つ目は対応しているATMが多いことです。
楽天銀行は特定のATMがない訳なのですが、お金の引き出しや入金はこちらのATMで行うことができます。
対応しているATM
- セブン銀行
- イオン銀行
- ステーションATM
- みずほ銀行
- 三菱UFJ ATM
- E.net
- ローソンATM
- ゆうちょ銀行
コンビニや他の銀行でATM操作ができる訳なのですが、「他の銀行のATMを使うなら手数料がかかるくない?」と思うでしょう。
しかし、ハッピープログラムのランクに応じて最大7回手数料が無料で使えます。
ハッピープログラムはこの様な内容となっています。
【ハッピープログラムの内容】
ランク | 条件 | 特典 |
スーパーVIP | 残高300万円以上または取引30件以上 | ATM手数料7回 無料他銀行3回無料 楽天ポイント3倍 |
VIP | 残高100万円以上または取引20件以上 | ATM手数料5回 |
プレミアム | 残高50万円以上または取引10件以上 | ATM手数料2回 |
アドバンスト | 残高10万円以上または取引5件以上 | ATM手数料1回 無料他銀行1回無料 楽天ポイント1倍 |
ベーシック | なし | ATM手数料なし 無料他銀行なし 楽天ポイント1倍 |
なので、汎用性はかなり高い銀行と言えるでしょう。
3つ目のお得にポイントを貯めることができます。
この事に関しては、給料や年金を楽天銀行で受け取ることが前提となりますが、楽天カードの楽天カードの引き落とし先にすることで楽天市場でのSPUが+1倍になります。
また、ハッピープログラムのランクが上がるほど、振り込みがあった場合や口座振替をした場合など対象のサービスでの獲得できるポイントを上げることができます。
なので、楽天をよく利用しており、お得にポイントを貯めたい人は楽天銀行はおすすめです。
メリットについてご紹介してきましたが、デメリットもお伝えしておきます。
まず、ATMでお手数料ですが3万円以上の入金に関しては無料でできるのですが、
ハッピープログラムの無料回数がない場合220円~275円の手数料が発生します。
ハッピプログラムは1ヶ月間の取引回数や残高に応じて決まり、ハッピプログラムを達成しても回数制限はありますので、頻繁に現金を利用する人は不向きです。
このハッピープログラムも利用頻度や残高に影響されますので、人によったら達成する難易度は高いと感じるでしょう。
そして、振り込み設定に対応できないケースがまだ多いです。
昨今ではネット銀行は普及してきましたが、メガバンクと比べると対応できないケースは多い傾向にあります。
楽天市場でのポイント倍率を上げるには給料の受け取り先に設定することが必要なのですが、会社からの振り込みが対応していない場合は諦めるしかありません。
この様なデメリットがあるので、楽天カードは人によって損得が分かれる内容となります。
三井住友銀行(Oliveアカウントも開設)
次にご紹介するオススメの銀行口座は三井住友銀行です。特にOliveアカウントを開設することもセットだとかなりお得です。
Oliveアカウントを開設した三井住友銀行のメリットも大きく分けて3つあります。
1つ目はATM手数料がほとんどないことです。
三井住友銀行ATMはもちろん、三菱UFJ支店銀行以外のATMでの手数料が無料で、25,26日ならどのATMでも時間外手数料が無料になります。
また、他の銀行への送金も現在はリリース特典で何回でも手数料が無料で、この特典が終わったとしても月に3回無料で行えます。
月に3回も無料なら私生活で使う分には十分な回数と言えますし、昨今ではATM手数料が増えてきている銀行が多い中で、ここまで手数料が無料で使えるのは正直心強いです。
2つ目のメリットはお金に関する物の管理がとても簡単になることです。
三井住友銀行のOliveアカウントを開設することで銀行口座は勿論、一緒に発行したフレキシブルペイカードのクレジット残高やSBI証券の取引などがアプリ一つで確認できる様になります。
銀行口座の残高だけでなく、支出を1つのアプリで管理できる様になるとお金の管理がめちゃくちゃ楽になります。
3つ目のメリットはポイントが貯まりやすいことです。
Oliveでは月に一回好きな特典を選ぶことができ、給料の受け取りだけで200ポイント受け取ることができますし、先ほどご紹介したフレキシブルペイカードを特定のお店で利用することで他のクレジットカードを利用するより多くのポイントをもらうことができます。
Oliveやフレキシブルペイカードのデメリットは多少ありますが、三井住友銀行だけのデメリットについては2年間使わなけば手数料が発生するくらいです。
なので、三井住友銀行は優秀な銀行と言えるでしょう。
一番オススメの銀行口座
ここまで楽天銀行と三井住友銀行がお得な銀行口座だとお伝えして、どちらとも条件付きにはなりますが、ATMを選ばずに手数料なしでお金を引き出すことができます。
ゆうちょ銀行の場合、様々な場所にある郵便局で無料でお金を引き出せますが、硬貨を取り扱う場合や他の銀行で取引の場合手数料が発生するので、今回はオススメにしませんでした。
そして今回ご紹介した楽天銀行と三井住友銀行ですが、僕は三井住友銀行の口座を開設することをお勧めします。
理由としては、Oliveアカウントを作るだけで手数料がかからないのが本当に大きいです。
お金の引き出す時は勿論、家賃が振り込み式で、他の銀行口座でも手数料をかけずに無料で送金することができます。
僕も、家賃は振り込みなのですが、三井住友銀行の手数料無料でめちゃくちゃ助かっています。
銀行口座ではクレジットカードの引き落としと給料の受け取りが主な使い方となりますが、どちらともポイントバックというお得な特典があります。
特典の内容を切り替えれば、1度だけコンビニATMのでの引き出しも手数料無料で行うことができます。
銀行ATMは頻繁に利用しない方が良いという情報を発信しているこのチャンネルとしては、この1度だけの手数料無料の特典は逆に良いと思っています。
頻繁に利用できると、つい現金を引き出して無駄遣いをしてしまいますからね。
なので、これから銀行口座を作ろうと思っている人は三井住友銀行を検討してみてください。
そして、この記事で少しご紹介した三井住友銀行のOliveやフレキシブルペイカードなど詳しい内容はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
Olive(オリーブ)アカウントやフレキシブルペイカードのメリットや注意点を解説
続きを見る