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予約の取り方から注意点まで紹介!サンライズ出雲のソロシートってどうなのか実際に乗ってみた感想

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予約の取り方から注意点まで紹介!サンライズ出雲のソロシートってどうなのか実際に乗ってみた感想

日本で数少ない定時便が出ている寝台列車であるサンライズですが、先日帰省する際に運良くサンライズ出雲のソロシートに乗ることができました。

寝台列車は年々少なくなっており、その希少性から興味を持つ人が増えており、この記事を読んでいる人もその一人だと思います。

そんなサンライズ出雲についてこの記事でご紹介していきます。

サンライズ出雲とは?

サンライズ出雲は東京駅と出雲市駅間を運行している寝台列車です。

この区間の間に熱海や岡山、米子など様々な駅に停まり下車することも可能です。

また、サンライズには出雲以外に岡山から高松行きに変わるサンライズ瀬戸もあります。

サンライズ出雲の乗車券の入手方法

サンライズ出雲の乗車券はJR駅にあるみどりの窓口かe5489というサイトからインターネットで予約することが可能です。

e5489から予約した場合発券するためにどのみちみどりの窓口に行く必要はありますが、現在サンライズのチケットはかなり入手困難なのでみどりの窓口に行っても必ずチケットを取れる訳でないので、インターネットで確認して予約してからみどりの窓口に行く方が無駄足になることがありません。

サンライズ出雲ソロシートの特徴

ここからは実際にサンライズ出雲に乗ってみた事についてお話しして行きます。

今回は東京駅から出雲市駅までのソロシートを閑散期ということもあり21910円で購入しました。

東京駅は21時50分に発進するので、それまでに東京駅の9番乗り場に向かいました。

掲示板にはサンライズ出雲とサンライズ瀬戸が両方表示されていましたが、東京駅ではサンライズ出雲とサンライズ瀬戸が連結しており岡山駅で分離してそれぞれの終点に向かいます。

ちなみに、車両の前側がサンライズ瀬戸、後側がサンライズ出雲となっているようです。

今回自分のシートは2階だったのですが扉を開けた直前に階段がありました。

その先にあったのは人一人寝れる程度の大きさのベッドのみです。

分かりにくいと思いますが、手すりの壁の奥側に少し隙間があるので荷物を収納することができます。

ただし、このバッグと少しお土産の袋を入れたら入らなくなるほどの大きさなので、大きなキャリーケースを収納することは難しいと思います。

そして、部屋に置いてあるものですが寝具一色とガウンのみとなります。

歯ブラシなどのアメニティはありませんので持参する必要があります。

また、部屋には照明を調整するスイッチとコンセントがあるので、すぐに照明を落としたりスマホの充電は可能です。

以上がソロシートの設備となっており、簡単にまとめるとベッドが一つあるような感じです。

他の設備は他の車両にまとられており、その具体的な内容は以下の通りとなります。

部屋に無い設備

  • ラウンジ
  • シャワールーム
  • 洗面所
  • トイレ
  • 自販機

このような設備が1車輌丸々使ってあるので部屋の外に行けば不自由はしないと思います。

部屋に貴重品があると思いますが、扉にパスワード式の鍵がついているのでロックしたら安心してシートから出ることができます。

設備を利用する時の注意点

ただし、この設備には少し注意点があります。

まずラウンジですが、席数が限られており特に発信して間もない間は基本的に利用者で溢れかえっています。

特にソロシートはベッド一つの特徴から食事の時間帯は基本的に埋まっています。

次にシャワールームですが、シャワールームを利用するには330円のシャワーカードを購入しなければなりません。

シャワーカードも枚数制限がある上に出発がすでに夜なので乗車後シャワールームに長蛇の列ができます。

このようにシャワールームの利用は結構不便なので、到着してから銭湯に行くことをオススメします。

そして、自販機ですが、飲み物しか売っていませんし、少し値段が割高となっています。

また、車内では食べ物の販売はありませんし、ソロシートには冷蔵庫も無いので常温で保存できるパンなどの食べ物を持っていくことをオススメします。

最後にトイレと洗面所は一つしかありませんので空いているタイミングで利用しておくことをオススメします。

サンライズ出雲ソロシートの感想

今回サンライズ出雲のソロシートに乗ってみた感想として結論として十分に良かったです。

ベッド一つで窮屈なイメージをされると思いますが、それ以上に電車で寝れるという状態がめちゃくちゃ新鮮でした。

また、乗車時間は約12時間あるので途中で寝ても十分に列車から景色を楽しむ時間があります。

今回は東京から出雲向けに行ったこともあり東側の富士山などの景色を見ることができませんでしたが、岡山あたりから明るくなり備中の山の景色やしじみで有名な宍道湖を一望することができました。

このような非日常的な時間はサンライズ出雲に乗らないと体験できないことだと思います。

下車後は少し離れていますが出雲大社にお参りすることができますので、人生で一度は体験して欲しい旅行と言えます。

サンライズ出雲のチケットを取るコツ

最後に今回の経験からサンライズ出雲のチケットを入手するためのコツを少しご紹介�します。とは言っても確実では無いのであくまで参考程度にしてください。

チケットを取るコツ

  1. 繁忙期を避ける(出雲行きは11月も)
  2. 予定日から1ヶ月前の午前10時に空きを確認する
  3. 予約が取れなくても後日確認してみる
  4. 狙い目はソロシート

まず、連休などの繁忙期は倍率が必然と上がるのでほとんど取れないと思った方が良いです。また11月の出雲行きを避ける理由として、11月は出雲大社に神様が集まる月(神有月)とされているので非常に人気になりがちです。

逆を言えば繁忙期後は需要が下がるので、連休後を狙うことをオススメします。

次にサンライズのチケットは1ヶ月前の10時から予約が開始します。このタイミングでほぼ全ての席が埋まりますので乗り遅れないようにしましょう。

ただ、キャンセルになる可能性もあるので予約が取れなくても後日空きがないか確認してみてください。

最後に、サンライズには様々なシートがありますが「どんなに頑張ってもツインは取れないと思った方が良いです」とみどりの窓口で発券した時に駅員の人からアドバイスをもらいました。

いくつか検索してみましたが本当に空きが無いのですが、ソロシートは繁忙期でなければ空きがある時がありました。

なので、2人で行きたい時はツインを狙うのではなくソロを2つ予約する方が確率は上がると思います。

ちなみにソロの下にノビノビ座席というシートもありますが、こちらは扉などが無くセキュリティー面で不安がありますので万人にお勧めはできません。

以上がサンライズ出雲についての内容です。

この記事の内容を参考にサンライズ出雲で旅行することを考えてみてください!

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