会社で働きながら副業をして、本業よりも稼ぐ事が出来るようになると脱サラしてフリーランスとして独立をしようと考えると思います。
しかし、「会社を退職する前にやるべき事があるのでは?」と思う人もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
この記事ではフリーランスとして独立する前に会社員のうちにやっておくべき事を4つほどご紹介します。
フリーランスとして独立する前に会社員の立場としてやっておくべき事
退職してフリーランスになる前にやっておくべき事は以下の通りです。
- 1年分の生活費を貯金しておく
- クレジットカードを作っておく
- 高額な仕事道具は分割払いで買っておく
- 引っ越しを済ませる
1年分の生活費を貯金しておく
フリーランスとして独立すると毎月の生活費は事業の売り上げとなりますので、収入が増える月もあれば収入が減る月もあります。
収入が増え続ければ良いのですが、取引先との契約が解除されたり、新規の契約が取れなかったりする事も考えられます。
この様な仕事が激減すると家賃や食費が払えなくなり、最悪借金をして返済をしていかなければならなくなります。
この様な急に仕事が無くなる事を想定して、1年間分の生活費は貯金しておきましょう。1年間暮らしていける貯金があれば収入が無くなったとしても、仕事を立て直すが出来るでしょう。
また、病気などで急に仕事が出来なくても安心して休む事が出来ます。
クレジットカードを作っておく
今では生活する上で必須となっているクレジットカードですが、フリーランスは社会的信用が低いので金融関係の審査は通りにくい傾向にあります。
クレジットカードは様々な種類がある為、「こっちのクレジットカードの方が良いのでは?」と切り替えたくなる時があるでしょう。しかし、この様な時にフリーランスだとクレジットカードの申し込みをしても発行する事が難しいのです。
なので、様々なクレジットカードを調べて、自分が必要だと感じたカードは退職をする前に審査しておく事が大切です。
高額な仕事道具は分割払いで買っておく
仕事の内容によっては高性能パソコンやカメラなど高額な仕事道具が必要になる事もあると思います。この様な高額商品は一括で払う事は難しく、分割払いにして購入する人が多いでしょう。
しかし、分割払いも社会的信用が低いフリーランスという立場はマイナスに作用する事があります。
iPhoneなどの10万円ほどであればフリーランスでも審査は比較的に通りますが、分割にする金額が高くなるほど審査が通りにくくなるでしょう。
仕事道具は収入に直結する大切な物なので、分割払いで購入しないといけない高額商品は会社員のうちに手続きをしませましょう。
引っ越しを済ませる
最後に必要であれば引っ越しを済ませておきましょう。
こちらもフリーランスの社会的信用の低さから賃貸契約の審査が落ちやすいためです。
フリーランスとなると、職場が自宅になる事も珍しくなく、虫が侵入しやすかったり、寒暖差が激しかったり、隣人の生活音が聞こえるほど壁が薄いと仕事に支障が出るでしょう。
なので、現在の住まいに何かしら不満がある場合は会社員のうちに物件を見つけて契約をしましょう。
会社員の社会的信用は最大限有効活用しよう
今回はフリーランスになる前に会社員のうちにやっておくべき事をご紹介しました。
この記事で紹介した通り、フリーランスは収入が高くても社会的信用が低く特に金銭面の審査は落ちやすいです。
一方でサラリーマンであれば、年収が300万円だとしても生活に困らない程度の契約なら基本的に審査が通る傾向にあります。
この様な社会的信用は持っているうちになるべく使う様にしましょう。