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積立NISA、iDeco以外にもある!フリーランスの資産形成方法と加入するべき順番を解説

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積立NISA、iDeco以外にもある!フリーランスの資産形成方法と加入するべき順番を解説

フリーランスになってから将来の為に資産を形成したいと考えていませんか?

会社員と違いフリーランスは安定した給料が貰えるわけでもなく、定年という概念もないので退職金も貰えることができません。

なので、フリーランスは会社員以上に自分で資産を作らないと、将来お金がない状態になってしまいます。

しかし、フリーランスが出来る資産形成方法と言われてもパッと出てきませんよね。

そこでこの記事では、フリーランスの資産形成方法とそれぞれのメリットとデメリットから加入する順番についてご紹介します。

この記事の内容

  • フリーランスが出来る資産形成方法
  • 資産形成方法のそれぞれのメリットとデメリット
  • 手をつけるべき手順

フリーランスになってから将来の為に出来ることを探している方は最後まで読んでみてください![/st-kaiwa1]

フリーランスでなくても加入できるサービス

まずは、会社員の人もフリーランスの人もでも加入できるサービスをご紹介します。

  • 積立NISA
  • iDeco

積立NISA

積立NISAは20年間にわたって年間40万円を満額として投資をすることができる制度です。

NISAは積立以外にも一般NISAがあるのですが、対象期間が5年で年間の掛金が120万円で、積立NISA以上の投資先を選べれるメリットがある反面、合計の非課税投資枠が少なく積立NISA以上に利益を出すにはファンドの知識が必要になりますので、投資をしたことがない人は不向きな傾向にあります。

積立NISAの掛け金内で投資信託を購入してから得られた運用利回りが非課税になることが大きなメリットです。

しかし、今回ご紹介する内容の中で唯一掛金を非課税にできないデメリットがあります。

iDeco

iDecoは月々の掛け金を投資信託に投資して60歳に年金か退職金として引き出すことができる制度です。

投資信託に投資をすることは積立NISAと一緒ですが、iDecoでは掛金が非課税になるので節税効果があります。

しかし、運用している間は手数料が発生したり、原則60歳まで解約をすることができないデメリットがあります。

現在は会社員も利用できるiDecoですが約2万円までしか掛金の枠がありませんが、フリーランスは最大68000円まで掛金を上げることができます。

フリーランスだから出来る資産の増やし方

フリーランスだからできる、会社員では加入ができないサービスは以下の通りです。

  • 国民年金基金
  • 小規模企業共済

国民年金基金

一般的な会社員は国民年金の他に厚生年金に入っており、フリーランスは厚生年金に加入できないので、将来受け取れる年金の金額がかなり少なくなります。

そんな、フリーランスでも将来受け取れる年金を増やすために加入できるのが国民年金基金です。

国民年金基金は終身年金のA,B型と一定期間貰える年金額が増えるⅠ〜Ⅴ型を自分で選んで加入することができます。

終身年金のみのAとB型の加入なら月々の支払いは約1万円ほどです。

国民年金基金に支払ったお金は全額控除にできるメリットと将来もらえる年金が増えるメリットがあります。

しかし、支払われる年金は一定なので、物価が上昇しても貰える年金額が変わらないデメリットもあります。

小規模企業共済

小規模企業共済は従業員が少ない会社の役員や個人事業主が加入できるサービスです。

月々1000円から70000円までの枠で500円単位で掛金を自分で決めることができ、65歳になってから退職金か年金として受け取ることができます。

iDecoと同じような制度ですが、小規模企業共済は途中で任意解約をすることができ、投資信託などの値動きが変動する心配がないので安定した積立金を受け取ることができます。

しかし、途中解約をすると支払った積立金よりも戻ってくる金額が少なくなるデメリットがあります。

詳しくは下記の記事でご紹介していますので、小規模共済について詳しく知りたい方はご覧ください。

それぞれのサービスのメリットとデメリット

積立NISA、iDeco、国民年金基金、小規模共済についてご説明をしてきましたが、それぞれのメリットとデメリットをまとめると以下の通りとなります。

メリットデメリット
国民年金基金
  • 将来受け取れる年金額が増える
  • 掛金を全額控除にできる
  • 掛金が一定
  • 任意で脱退が出来ない
  • 物価の変動リスクに対応していない
小規模企業共済
  • 途中解約ができる
  • 掛金を自分で決められる
  • 掛金を全額控除にできる
  • 1年未満で解約すると掛金が受け取れない
  • 20年以内に解約すると元本割れする
  • 受け取る時に課税される
積立NISA
  • 運用期間内は利回りを全額非課税にできる
  • 信頼性のあるファンドの中から資産運用できる
  • 情報が多いので安心して始められる
  • 掛金を控除できない
  • 資産が減る可能性もある
  • 損益通算や繰越控除ができない
iDeco
  • 運用利回りで掛金以上に資産が増える可能性がある
  • 掛金を全額控除にできる
  • (原則)60歳まで引き出せない
  • 手数料がかかる
  • 資産が減る可能性もある

フリーランスで効率よく資産を増やすならどれから加入するべき?

それぞれのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、どれも将来の為の資産形成に活かすことができるサービスです。

できることなら全てのサービスの利用をフルで活かすことがベストなのですが。かなりの金額になり「どれから始めればいいの?」と思う人がいらっしゃるでしょう。

僕が個人的にオススメする加入する順番は以下の通りとなります。

  1. 積立NISA
  2. 小規模企業共済
  3. 国民年金基金
  4. iDeco

積立NISAは唯一掛金が非課税になりませんが、iDecoと違い手数料がほとんどかかりませんし、早く投資をすることによって将来のリターンが大きくなる傾向にありますので、始めるなら積立NISAからでしょう。

次に少額から加入できる小規模企業共済か国民年金基金なのですが、収入が不安定なフリーランスは途中解約できる小規模企業共済の方がリスクが少ないです。

余力があればiDecoという順番にしました。

勿論、上記は僕個人の考えなので、メリットとデメリットを比較して加入する順番を入れ替えても、そこまで困ることにはならないと思います。

この記事を参考に資産形成を始めてみてください!

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