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フリーランスは時給1500円以下の仕事をしてはいけない理由【サラリーマンやアルバイトと一緒にしてはいけない】

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フリーランスは時給1500円以下の仕事をしてはいけない理由【サラリーマンやアルバイトと一緒にしてはいけない】

現在フリーランスで仕事をされている人は自分の時給を計算したことはありますか?

フリーランスは個人事業主であり、給料は月給や時給制ではなく仕事単位で発生することが殆どだと思います(タイミーなど時給制の仕事もある)

なので時給で考えることはナンセンスだと思われるでしょうが、自分が手を動かした時間に対してどのくらい報酬が貰えるのかを考えないとアルバイトをした方が稼げる事に気づけます。

ただ、時給計算して1500円未満ならその仕事は辞めるべきです。

「1500円以下ってアルバイトよりもめっちゃ待遇良すぎない?」「正社員でも時給換算したら1500円未満の仕事沢山あるだろ」と思うかもしれませんが、フリーランスの収入事情は正社員やアルバイトと大きく異なります。

その理由を解説していきますので、今現在フリーランスで仕事をされている人は是非最後までご覧ください。

フリーランスと会社員の手取りの違い

まずですが、フリーランスと会社員は同じ年収でも手取りの金額は異なります。

例えば、フリーランスとして時給1500円の仕事を月22日稼働の1日8時間労働した場合、毎月入ってくるお金は264000円となります。

ここから経費を色々使って年収が300万円となると、青紙申告をした場合の手取りは約233万円です。

フリーターや会社員が年収300万円の場合の手取り額は約240万円なので、同じ年収でも手取りはフリーランスの方が少し少なくなります。

フリーランスは時給1500円以下の仕事をしてはいけない理由

まず結論からフリーランスが時給1500円以下の仕事をしてはいけない理由は以下の通りです。

  • 自分で納税する必要がある
  • 自腹で仕事道具を揃えないといけない
  • 手当や福祉が無い
  • 収入に波がある

これらの理由を一つ一つ解説していきます。

理由1:自分で納税する必要がある

まず、会社員とフリーランスの手元に入るお金は根本的に違います。

会社員の手取りは税引後であるため、手元に入ったお金は生活費や趣味などにそのまま使うことができます。

しかし、フリーランスは自分で国民健康保険料や国民年金の保険料から住民税や所得税などの税金を収入の中から支払う必要があります。

つまり、手元に入るお金の金額が一緒でもフリーランスの方が使えるお金は減ります。

また、フリーランスは年間290万円以上の事業所得がある場合、個人事業税という税金も納める必要があります。

理由2:自腹で仕事道具を揃えないといけない

次にフリーランスは収入の中から仕事で使うものを購入する必要があります。

会社員は仕事で使うものは会社が用意してくれたり、自腹で払っても会社の経費にするので後日お金を返して貰えるでしょう。

フリーランスも仕事道具は経費とすることが可能です。

しかし、経費はあくまで事業所得を安くすることができる側面でしかありません。

例えば年間売り上げが400万円として、その中から経費を100万円使ったとした場合は300万円を確定申告することとなります。ただ、年収400万円と300万円では年間の税金は約15万円しか変わりません。

経費を使えば確かに納税額を減らせることはできますが、根本的に使わない方が収入が多くなるのです。

理由3:手当や福祉が無い

最後にフリーランスは会社員に比べると手当や福祉が皆無に等しいことです。

会社員は交通費や他に手当を出すのが基本です。また、住宅手当や育児休暇なども会社によってあるでしょう。

会社員は厚生年金に入る必要があるものの老後の年金支給額が多くなり、半分を会社が負担してくれます。

一方でフリーランスは手当が無いのか基本ですし(常駐型の案件であれば交通は出るとこはあると思います)、国民年金基金という厚生年金に代わるものは存在しますが、その金額の全てを自腹で払わないといけません。

しかも労働基準法で守られていないことから有給休暇もありません。

つまり、フリーランスは収入以外の金銭面が不利なのです。

理由4:収入に波がある

最後にフリーランスは収入が安定しません。

会社員やアルバイトは決められた時間仕事をしたら収入が確定しますが、フリーランスは仕事をした分によって収入が変わります。

仕事を多くこなせば収入は増えるかもしれませんが、仕事が回ってこなかったりトラブルで時間がかかればその分収入は減ります。

このような不安定要素があるからこそ、フリーランスは会社員やアルバイトと同じ収入感覚であってはいけないのです。

フリーランスは会社員と同じ給料感覚で働いてはダメ

ここまでご紹介した通りフリーランスは会社員と比べると金銭的に苦労する事が多いので同じ給料感覚で働くべきではないです。

例えフリーターの時よりも時給が200円くらい高くても、税金や経費などで出て行くお金は増えますし、月収が落ちた時の生活費の蓄えもしておかないといけません。

今回はフリーランスは時給換算で1500円以上の仕事をするべきだとお話をしましたが、正直1500円でも少ないと思っているくらいです。

収入を増やす手段

時給換算のお金を高くしないといけない理由は分かったと思いますが、では具体的にどうすれば良いのかご紹介していきます。

能力を上げる・違う業種の仕事をする

まず大切なのは能力を上げること、これが難しければ別の業種の仕事をしましょう。

結局低単価の仕事が蔓延るのは、安くこき使われたい人が沢山いるからです。

やる人がいなければ自然と単価を上げざるをえませんが、人が多かったり簡単な仕事ほど安くこき使われる人が参入してきますので、このような場所では報酬が上がる事はありません。

自分にしかできないスキルを身につけたり人が少ない場所に移動して希少性を武器にすることで報酬を釣り上げる事ができます。

取引先を増やす

次に取引先を増やしましょう。

理由としては収入が多い仕事を選べるようにする事が大きいのですが、中には目先の報酬が多くてもそれ以上の仕事内容の場合があります。

このような取引先で働いても結果的に労働に見合った報酬は受け取る事ができませんので、すぐに切れるように複数取引先を増やしましょう。

ストック型ビジネスをする

最後にストック型のビジネスをすることです。

ストック型のビジネスはYouTubeやブログ、あと電子書籍の販売など作って売り上げが出たら自然とお金が発生するビジネスモデルのことです。

ストックビジネスは最初は膨大な時間を費やす必要がありますが、結果を出せば何もしなくても収入が入るようになります。

これなら、フリーランスの仕事の裏でも収入が発生して時給換算したら意外に多くの売り上げになることもあります。

今回の内容参考に、今までの金銭感を捨ててフリーランスとしてしっかりとした収入を得てきましょう。

 

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