生活の為に毎日仕事をする生活から解放されたいと思った事がありますか?
多くの日本人は学校を卒業した後に60~65歳まで仕事をする生活を送ります。
そんなお金の不安から解放されて、余剰資金で生活する事をアーリーリタイアと言います。
僕自身もアーリーリタイアを目指して生活を目指しており、今回はアーリーリタイアをするまでにやるべき事をまとめています。現在の無理に仕事をする生活から向け出したい方に参考になるでしょう。
アーリーリタイアの手順
アーリーリタイアを目指すには資産形成をする必要があり、アーリーリタイアをする一般的な方法をまとめました。
- 収入を上げる
- 節約をする
- ローリスクの投資をする
収入を上げる
アーリーリタイアをするには、仕事をしなくても生活ができる資金が必要となります。その為、毎月貯金が出来る収入額が増えるほどアーリーリタイアを早くする事が出来ます。
収入を増やすには、今の仕事よりも収入が高い職場に転職をするか、副業などで複数の収入先を作る事が必要です。
節約をする
収入が増えても、出費が増えれば貯金ができるお金が減ることになります。なので、収入が増えてもお金を使わない様に節約をする事が大切です。
毎月の食費や家賃など、自分が生活をする上で必要以上にお金を使わないようにする事も、アーリーリタイアを早く迎える為に必要な事です。
ローリスクの投資をする
最後に、貯金で溜まっているお金で資産を増やす為に投資をする事もアーリーリタイアを目指している人がやっている事です。
投資と言っても、FXなどのような変動が激しいハイリスクな投資ではなく、インデックスファンドのような変動が少ないローリスクの投資方法をとっている人が大半です。
ハイリスクの投資だと、お金が一気に増える可能性もありますが、一気に下落して貯めたお金が一気に無くなってしまえば、また最初から貯金をしなければなりません。
インデックスファンドであれば、急激に下落するリスクがほとんどなく、徐々に増加傾向にある所に投資をする事で、地道にお金を増やす事が出来きます。
アーリーリタイアをするのに必要となる資金
アーリーリタイアを目指す人の為に、もし100歳まで毎月30万円で生活をするならどの位資産が必要になるのかシュミレーションをしてみました。
今の年齢から、参考程度にご覧ください。
- 30歳の場合
- 40歳の場合
- 50歳の場合
30歳からアーリーリタイアを目指す場合
30歳から100歳まで生きるには、70年間生きるための資産が必要になります。
平均的に30万円で生活をする場合、
30(万円)×12(ヶ月)×70(年)=252,000,000円
つまり、投資もせずに毎月30万円の生活をすると約2億5千万円の資産が必要となります。
仮に、平均的に20万円で生活をする場合、
20(万円)×12(ヶ月)×70(年)=168,000,000円
1億6千8百万円以上必要となります。
40歳からアーリーリタイアを目指す場合
40歳から100歳まで生きるには、60年間生きるための資産が必要になります。
平均的に30万円で生活をする場合、
30(万円)×12(ヶ月)×60(年)=216,000,000円
つまり、投資もせずに毎月30万円の生活をすると約2億1千万円の資産が必要となります。
仮に、平均的に20万円で生活をする場合、
20(万円)×12(ヶ月)×60(年)=144,000,000円
1億4千万円以上必要となります。
50歳からアーリーリタイアを目指す場合
50歳から100歳まで生きるには、50年間生きるための資産が必要になります。
平均的に30万円で生活をする場合、
30(万円)×12(ヶ月)×50(年)=180,000,000円
つまり、投資もせずに毎月30万円の生活をすると約1億8千万円の資産が必要となります。
仮に、平均的に20万円で生活をする場合、
20(万円)×12(ヶ月)×50(年)=120,000,000円
1億2千万円以上必要となります。
投資だけのアーリーリタイアをする事は難易度が高い
アーリーリタイアをする金額をまとめましたが、投資での資産運用すれば今回ご紹介した資金まで貯める必要はありません。しかし、資金を全て投資に回して生活をする事も難易度が高いのも事実です。
インデックス投資の複利で毎月20万円の生活費をしようと思った場合、年利が2%だと約1.2億円必要となります。しかし、投資も必ず上がり続ける事もありませんので、手持ちの資金を全て投資に回す事もリスクとなります。
なので、投資だけでなくブログなどの自動で収入が得られる手段やある程度手持ちに現金を持っておく必要となります。
もし、早めのアーリーリタイアを目指すなら資金貯めと節約の生活を続ける覚悟が必要となるでしょう。