コンビニでついついお菓子や飲み物を買ってしまうけど「コンビニに行かない事で本当に節約ができるのか?」と考えたことはありませんか?
「節約をしたいならコンビニを利用するべきでない!」と言う話は良く出てきますが「コンビニに行かない事で具体的にどのくらい節約できるのか?」と言う情報はあまり出てきていないので「コンビニに行かないだけならそこまで生活費変わらないんじゃないの?」と思う人もいらっしゃると思います。
僕も毎朝の様にコンビニでカフェオレとお菓子を買っていたのですが、実際コンビニに行かない生活を1ヶ月続けてみてどのくらい変化があったのか検証してみました。
この記事では、コンビニを1ヶ月間利用禁止してみてからどのくらい節約効果があったのか、またコンビニに行かないメリットとデメリットについてご紹介します。
コンビニに行かないようするための方法
僕は週に数回コンビニを利用していましたが、1ヶ月間コンビニに行かない生活を送ることができました。
まず、僕がコンビニに行かないようにする為に行なった方法を具体的にご紹介します。
スーパーで数日分の買い物をする
まず、コンビニの利用する用途としては食事をするためのご飯などを購入する理由がほとんどです。
逆を言えば、家の中に十分な食材があればコンビニに行く理由を無くすことができます。
なので、スーパーで数日分の食材を買いだめする事を意識しました。
お米は基本的にあるので、定期的に肉や野菜を購入する必要があります。
肉や野菜は消費期限があり、1ヶ月分をまとめて購入する事ができません。なので、消費し切れる範囲で購入する必要があります。
肉はパック野菜はパッケージに消費期限が記載されており、葉物野菜でも3日程度なら日持ちします。また、人参やじゃがいもなどの根菜は湿度さえ気をつければ1週間程度持たせることができます。
この様な事を気に気をつけて3~4日分の買い物をして、家の中に食材がある様にしてコンビニに行かなくても食事ができる様にしました。
ジュースやお菓子などの嗜好品もしっかりと買いだめする
先ほどは食事に欠かせない食品についてご紹介してきましたが、お菓子やジュースなどを購入したいと誘惑が働くでしょう。
そんな誘惑に逆らうことはとても難しく、コンビニを利用してしまう理由の一つになります。なので、ここもしっかりと対策する必要があります。
具体的には普段コンビニでどのようなお菓子やジュースを購入しているのか思い返してみて、スーパーで買い物をする時にまとめ買いしておきます。
お菓子やジュースは消費期限がかなり長いので、1ヶ月分をまとめ買いする事が可能ですが、量が多いと消費スピードも増えるので、スーパーに買い物に行く3〜4日分がベストです。
職場など家で消費しない場合は、まとめ買いした物の中からカバンに入れて持っていくと良いでしょう。
この様にすれば、コンビニへ行く用事がほとんどなくなります。
なるべく外にいる時間を減らす
コンビニは特に理由が無くてもお店を見かけたらつい入店してしまうこともあるでしょう。
この様な無意識に入店しない様にする為には、コンビニの近くに立ち寄らないのが最も効果的です。
といっても、コンビニはどこにでもあり、目にしない様にする方が難易度が高いです。なので、根本的に外に出ない様にするしかありません。
外出しない様にする為には、Amazonプライムで映画を見たり、ゲームなど家の中でできる娯楽に夢中になる事が最も効率的です。
しかし、通勤する時などはどうしても外出しなければなりません。
この様な時は、コンビニの無い道を通るか、なるべく建物を見ずに通行するように様にしましょう。
コンビニを見ない様にして、意識しない環境を作り、コンビニに行くという考えを断つ事も大切です。
1ヶ月コンビニに行かない生活を送った生活費の変化
まずは1ヶ月の生活費の中でもコンビニで消費する様な食費と雑費がどの様に変動したのかご紹介します。
コンビニ禁止生活の成果
- 食費:30244円
- 雑費:6652円
合計:36896円
食費が意外にも3万円を越えてしまいました。忙しい時にコンビニで買わずにUberEatsで料理を注文した為予想より高くなったのだと思います。
10月は急激に気温が下がったので雑費の大半は服を買う為の出費となりました。毎月は服は買わないので、トイレットペーパーやティッシュなどの日用品だけ買う事となれば雑費は1000円程度に抑えられそうです。
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コンビニに行かないメリット
コンビニに行かない生活を送って感じたメリットは以下の通りです。
- 買い出しに行く回数が減る
- 要らない物を買わなくなった
- 外食にお金を使っても出費はある程度抑えられる
買い出しに行く回数が減る
コンビニに行かないと決めると、何回も家を出るのが面倒くさくなるので、1回の買い出しで数日分の食品や雑貨を買う様になりました。
生活をする中で忙しくて買い出しに行けない日の食事はコンビニで済ませてしまいがちですが、忙しくなる日も計算して必要な物を購入する事で買い出しに行く回数を減らせる事ができました。
要らない物を買わなくなった
コンビニでは、食品からお菓子やジュースなど様々な物が売られている為、「夕飯を買いにきたはずなのに、お菓子や飲み物もつい買ってしまった...」と言う経験はないでしょうか?
買い物に行く回数が多ければ多いほど余計な物を買ってしまう機会は増えます。
しかし、事前に必要なお菓子を買っておく事で「お菓子は家にあるからまだ買わなくていいや」と言った感じに、無駄遣いは抑える事ができました。また、コンビニのお菓子やジュースは割高なのでお菓子を買うにしても安く抑えられるメリットは感じました。
外食にお金を使っても出費はある程度抑えられる
コンビニ禁止生活を送って自炊生活ばかり送っていると、どこかで「良い物が食べたいな」と思う時があります。この感情を我慢する事は後々ストレスに繋がるので修行僧でない限りは消化した方がいいでしょう。
そんな、美味しいお店の料理を食べる為に外食に行ったりUberEatsで注文を1ヶ月で合計6回行って食費が3万円ぐらいに収まっているのは魅力的ではないでしょうか?
この様に食費が収まるのも普段からコンビニで無駄なお金を使わずに、1日1000円以下での自炊食生活で食費を抑えているからこそ出来る事です。
コンビニに行かないデメリット
コンビニに行かない生活を送る事で様々なメリットがありましたが、コンビニ禁止生活を送って以下の様な「やっぱりキツいな」と言う面がありました。
- 外食の割合が増える
- 様々な誘惑からストレスに感じる時がある
外食の割合が増える
食費を浮かせておく事で外食をしても食費が抑えられるというメリットでもお話ししましたが、食事をする事は一つのストレス発散方法なので、自炊生活ばかり送っているとどこかで「手軽に美味しい物を食べたいな」と思う時が出てきます。
そんな時にコンビニだと500円くらいでストレスを消費しながら食事を済ませる事が出来るのですが、コンビニに行かない事で食事でストレスを発散させようと思うと外食かフードデリバリーに頼らならなくてはなりません。
この様に考えると、コンビニに行かない事=節約という訳ではないでしょう。
様々な誘惑からストレスに感じる時がある
今では日本各地にコンビニは存在しており、外出をすれば必ずと言って良いほどコンビニの目の前を通る事になると思います。その時に新商品や季節限定商品など様々なキャッチコピーが誘惑をしてきます。
家の中にいても、ニュースサイトやSNSで話題の商品が取り上げられるので、コンビニ商品が気になってしまいストレスに感じる場面は出てきました。
これは、タバコを我慢してもイライラしてしまってまた吸ってしまう様に、コンビニに通っている人ほど陥りやすいストレスなのだと思います。
1ヶ月も経てばコンビニ商品に魅力を感じなくなるのですが、コンビニを意識してしまう間は結構ストレスに感じる事がデメリットに感じたました。
コンビニで不要な買い物をやめれば節約効果は出る
コンビニ禁止生活を送って様々なメリットどデメリットを感じましたが、話をまとめるとコンビニに行かない事で月の食費は3万円までストレス無く抑える事ができるでしょう。
しかし、3万円以内に抑えたい場合は時間とストレスのバランスを考える必要があります。
仕事で忙しい時などでも無理にコンビニに行くことを我慢すればストレスが溜まりますし、このストレスはどこかで爆発して結果的に出費が増えるのは必然です。
基本的に自炊をして、時間が無い時だけコンビニで買い物を済ませる事が最も節約ができるコンビニとの付き合い方だと感じました。
もし、ご飯が用意できずにコンビニを利用する場合は、コスパの良い商品を購入することで適度に食費を節約できるようになるでしょう。
また、食費を3万円以下まで抑える為の方法について下記の記事でご紹介していますので、こちらも見てみてください。
一人暮らしで無理なく食費を3万円まで抑えられる様になる食事習慣まとめ
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