今回は借金している人がやってしまう5つのやばい行動についてご紹介します。
この内容をお話ししようと思ったのは、僕が借金をしている頃に今回ご紹介する内容に苦しめられたからです。
借金をしている状態だと当然のごとく、お金のことで頭がいっぱいになります。更に自分でも気づかない行動の変化によって、変な事に手をつけてしまったり、借金を増やす事になってしまったりするのです。
このような負のスパイラルに陥る事がないように僕の過去の経験をまとめてみました。
今回の内容は借金をしてた頃の僕が行った内容であり、借金している人全員やってしまうことではないのですが、こうなる傾向になるという参考にはなると思いますのでぜひ最後までご覧ください。
借金をするとやばい行動をする理由
まず本題に入る前に、この後でご紹介する状態になる理由について先にお話ししておきます。
借金をするとやばい行動をする理由は、お金による不安による物です。
お金の不安とは精神的にダメージが大きく、判断能力をかなり下げます。
アメリカのショッピングモールので買い物客さんに車を修理しないといけない場面を想像させた上でIQテストを行った調査があるのですが、年収が200万円のグループは年収700万円のグループよりもIQが40%も悪くなるという結果となりました。
この実験で大切なのは「悪くなった」と言う点で、現在大丈夫だとしても、お金に余裕のない状態になると合理性の無い判断をしてしまう可能性が高くなるのです。
この様になるのはお金のことしか考える事ができず、他の事を考える事ができなくなるトンネル効果によるものだと考えられています。
このお金のことしか考えられなくなる事により、自分でも気づに行動が変化するのでしょう。
今回は借金をした人の話をしますが、この実験から借金をしていない人でも、お金に余裕がないと思っている人も十分にやってしまうかもしれない可能性はありますので、普段の行動と照らし合わせながらご覧ください。
借金している人がやってしまう5つのやばい行動
それでは、借金している人がやってしまうやばい行動を5つご紹介していきます。
不健康な生活
まず1つ目は、不健康な生活をする様になることです。
やはり借金を返済する事を優先するため、今よりも収入を増やそうと長時間働こうと考えたり、少しでも給料が良い夜勤などの仕事をしようと考えてしまいます。
僕の場合は夜勤をやった訳なのですが、ずっと朝起きて夜寝る生活をしていたので、すぐに顔色に出るほど不健康になりました。
また、自炊をする気力や考える事ができないため、コンビニやスーパーの弁当で済ませようと考えてしまい、野菜を食べる習慣がなくなり、結果的超不健康生活が出来上がってしまいます。
勿論体調不良になる事が多くなってしまい、仕事を休む回数が増えてしまう訳で、収入はあまり増えないのにも関わらず、支出を増やす事になります。
知人との人間関係を避けようとする
2つ目のやばい行動は、知人との人間関係を避けようとしまう事です。
知人を避け様になる理由は、先ほどの仕事を増やすことで必然と会う余裕がないことが大きな要因となりますが、やはり借金をしていることは人に言いにくく、会いたいと言う感情がなくなりしたね。
また、人に会って話をしたとしても、借金のことで頭がいっぱいで何を話して良いのか分からなくなり、どこか憂鬱で声のトーンが下がっていることは自分でも気づけていたのですが、直す事ができないですよね。
そして、解散した後に謎に疲れていましたね。
この様に、会う余裕が無い事と会ったとしても憂鬱な気分が続くことから、知人と会うことは少なくなりました。
自己啓発系の動画や本を見る様になる
3つ目のやばい行動は自己啓発系の動画や本を見る様になることです。
始めに、自己啓発系の内容を全て否定する訳では無いのですが、正常な判断ができない状態で自己啓発系の内容を見ると、実はやばい内容でも実践してしまうんですよね。
例えば、「お金が無い時は、寝る間も惜しんで働き続けた」という内容を見て、自分も寝る間も惜しいんで働き続ければ良いと考えてしまう訳です。
しかし、普通に考えて寝ないと、判断能力は下がりますし、仕事に対してのパフォーマンスも下がります。
この様な、良い内容、悪い内容の区別ができずに、全て鵜呑みにして、結果的に心身ともにボロボロの洗脳状態が出来上がってしまいます。
一発逆転を狙う様になる
4つ目のやばい行動は一発逆転を狙う様になることです。
この内容は、借金してでもギャンブルや宝くじに手を出して借金を返そうとする人がいることからも想像はできると思います。
ギャンブルに興味がない人は、YouTubeやブログなどのビジネスで一発逆転を狙う様になるでしょう。
まぁ僕がブログを始めたのも借金が原因でしたらね。
別に、お金がかからない方法でなら一発逆転狙うのも良いのですが、ギャンブルならそこそこお金がかかりますし、ビジネスでも「初期投資は必要」と言う言葉におどろされて、お金をかけてやってしまうんです。
始めたは良いものの、結果が出ずに借金だけ増えて辞めてしまった人も多く聞きます。
この様な、合理的な判断ができなくなるのも問題ですね。
ビジネスの勧誘に乗る
5つ目にご紹介するやばい行動はビジネス勧誘に乗っかる事です。
先ほどの話と繋がるのですが、一発逆転を狙う様になったり、自己啓発系に興味を持つ様になるとセミナーやネットワークビジネスの勧誘が増えます。
基本的にネットの広告やDMでのセミナー招待や勧誘される事が多いのですが、やっぱりビジネス系Youtuberの動画を見たりTwitterで発信している人をフォローすることで目をつけられやすくなるんでしょうね。
僕の印象としてはインスタグラムやFacebookはセミナーの勧誘で、Twitterはコミニティの勧誘が多く感じます。
ビジネスに興味を持って間もない頃は、この様な勧誘でもチャンスと捉えてしますし、基本的に最初は無料という言葉で気を引こうとしてきて、「無料なら聞いてみたい」と思って足を運んでしまいます。
僕もいくつかのセミナーに行ったのですが、基本的にその後高額なコンサルに誘導していますね。
そんな高額なコンサルも魅力に感じるのが、また判断能力が鈍っている証拠なのでしょう。
僕の場合、高額のお金を出す余裕がなかったので、諦める1択だったのですが、前のめりに話を聞いていたのは、今思い返すとやばい行動だなと思います。
やばい行動をしないための対策法
ここまで、借金している人がやってしまう5つのやばい行動について解説をしてきましたが、最後にこの様な行動をしない為の僕なりに辿り着いた対策法だけご紹介します。
まず始めに、知り合いに相談することです。
借金していることは言いにくいかもしれませんが、打ち明けると意外に気が楽になります。
また、金銭面にしっかりしている人なら解決策を提示してくれるかもしれませんし、判断能力が低くなっている自分よりは合理的な意見を聞くことはできるでしょう。
次に借金の内訳を出して無理のない返済金額を決めることです。
借金の内訳を出すことで、返済までのゴールが見えて気が楽になることは別の動画でもご紹介しましたが、しっかりと無理のない返済金額を決めておくことで、変なビジネスなどに手をだす事はしなくなるでしょう。
借金を返済するなら収入を上げた方が良いのは確かですが、変な事に手を突っ込んで逆に借金を増やすことは絶対に避けなければなりません。
その為にも、現在の収入から確実に返せれる金額を出して、無駄遣いをしない事の方に意識を向けた方が良いです。
この2つだけでも、やばい行動をする確率を下げれると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。