今回は僕が借金を作ってしまったことついてご紹介します。
僕は普段から節約について情報を発信している訳なのですが、節約をする大きなきっかけとなったのは借金です。そして、僕が借金をした金額は200万円ほどです。
昨今では借金をしない方法の情報は出回っていますが、何故借金をするのかというのはあまり見かけないと思います。
そこで、僕の体験談から借金をする経緯と借金をしない為に知っておくべき事をまとめることにしました。
借金をする経緯が分かる事でお金に困る生活を回避する事ができますので、ぜひ最後までご覧ください
借金ができるまでの経緯
まず、僕が借金を作る時は飲食店で仕事をしていました。
1日約12時間くらい働いていたので、月の手取りは25万円から28万円ほどありました。
ここだけ聞くと「絶対借金なんてできないだろ」「借金作ったとしても返済できるだろ」と思うでしょう。
しかし、借金を作ってしまった最初の原因は引っ越しにあります。
当時は都内ではなく千葉県に住んでいました。都心まで出るのに1時間くらいかかっていたので、もっと通勤時間を減らしたいと思い2年契約満期を機に引っ越すことを決めました。
引っ越しをする分だけのお金はあるはずでしたが、次の問題点として体調不良により働けなくなりました。
体調不良になった原因は尿管結石です。
尿管結石は名前の通り、尿管に結石が詰まり激痛をもたらすのですが、実際に尿管結石になってみてまだ覚えているのですが、寝ても覚めても激痛ですし、もう痛いを通り過ぎて四六時中気持ち悪かったですね。
まぁ、尿管結石が治る約1ヶ月間は思うように働けず、収入が激減しているが生活費はかかるので貯金を切り崩し、結果引っ越しは借金をして執り行うこととなりました。
ここまでが最初の借金を作った流れです。
しかし、ここから借金は増えることとなります。
引っ越しを機に仕事を変えることもしており、12時間の長時間労働がから1日8時間勤務のサポートセンターへ仕事を切り替えました。
勤務時間を減らしたいのと、職場までの距離を短くしたいから決断をしましたが、月収は16万円ぐらいまで減ることになりました。
当時は音楽活動もしていたので、生活費と合わせると毎月マイナスでした。
そして、毎月のクレジットカードの支払いができない時にやってしまったのがリボ払いです。今考えたらなんでやったのだろうと後悔しています。
リボ払いにしたら月の支出は下がるのですが、リボ払いを使い続けてどんどん残高は減り利子は上がって最終的に130万円の借金に陥りました。
さらに、楽器やパソコンの分割金なども含めるとトータルで200万円くらいの借金になりました。
リボ払いの利息が約1万5千円+分割金であり、毎月の返済額は6万円くらいでした
この時にようやくやばいと焦って、人に相談したりして借金を返済しながら生活をすることとなりました。
借金を作らないようにするには
ここから僕が学んだ借金をしない為に知っておくべきことをご紹介します
生活ができているなら仕事を辞めない
まず最初に簡単に仕事を辞めない事です。
借金は収入が減ることで増えてしまう大きな要因となります。
現在借金をせずに暮らしていれるのであれば、簡単に仕事を辞めてはいけません。
今回の場合、月収25万円から16万円に下がった訳なのですが、10万円も下がると生活はかなり苦しむ事になります。
そもそも、収入に合わせて生活が確立してる訳なのですから、収入が下がると当然支出も下げる必要があり、支出を下げることはそう簡単にできるものではありません。
なので、仕事を変えることで収入が下がることはできる限りやめた方が良いです。
大きな出費は十分に貯金をしてから
次は、大きな出費は十分に貯金をしてから行うということです。
今回は引っ越しが良い例ですね。月の収入から逆算して「これならできるだろう」と思っても、結果的に体調不良で仕事を休むというトラブルがあったことで借金をすることとなりました。
会社で働いていたら月の収入は安定して入ってくると思いますが、貯金をせずに大きな出費をすると何かあった時に対処する事ができません。
大きな出費がなかったとしても、働けなけれなくなれば、最悪僕みたいに借金をして返済をすることになります。
なので、大きな出費に対しては一括払いで買えるように貯金額が貯まってから行うべきでしょう。
分割払いをするなら利子を払うな
次は利子が発生する分割金は組まない事です。
先ほど一括払いで済ませるようにお伝えしましたが、一括払いにすると貯金が一気になくなって生活が苦しくなる可能性が出てくるなど、分割金を組まないといけない場合も出てくると思います。
その時は、分割して支払いをした方が良いのですが、分割払いをするなら無利子で行うべきです。
分割払いを無利子で行えるものと言えば、Appleなどが有名です。また、無利子セールなどをやっているお店もちょくちょく見かけます。
例えセールで安くなったとしても、利子を払う事になれば結局高額の商品を買うのと変わらなくなります。
20万円の商品を利子18%のリボ払いで1万円ずつ24回で返済する前提で購入したら、支払い総額は239554円となり利子は約4万円となります。
つまり、20万円の商品を24万円で購入したことになるんですよね。
この様に分割金はすぐに手元に届く手軽さがある一方で、利子による割高の支払いになることをちゃんと把握しなければなません。
体調不良による収入の激減に備えておく
次は体調不良による収入の激減に備えておく事です。
常日頃、会社で仕事をしていると職場に行く事が当たり前になって、自分が体調を崩すことは無いと思いがちですが、体調不良はいつ起こるかわかりません。
特にフリーターや非正規雇用の人は体調を崩し働けなくなると、その分収入が減ることなります。
正社員だったとしても、普段の残業代などがなくなり、収入は減りますので、体調不良に備えておかないと生活はめちゃくちゃキツくなります。
手元のお金がなくなれば、生活費のために借金をすることになりますので、体調不良に備えておくことはとても大切です。
常日頃からお金に関する情報はちゃんと収集しておく
そして、最後にお伝えするのは常日頃からお金に関する情報を収集することです。
借金をしてから最も痛感したことであり、知識があると無いだけでお金を失う確率は大きく変動します。
リボ払いの広告には「欲しいものが手に入る」や「月々の返済を楽にできる」という情報を一面に出して、重要な利子などの情報はかなり小さく掲載するものです。
企業がやっていることだとしても、ビジネスではあるのでなるべくお金が取れるように誘導してきます。
しかし、このような誘導に対しては知識があるだけで罠を見破る事が出来ます。
このお金の知識というのはネットやYouTube動画などで簡単に手に入れる事が出来ます。
1つの情報源だけだと、間違った情報を仕入れる事がありますので、様々な情報を手に入れることで整合性も高める事が大切です。
今回はリボ払いを取り上げましたが、今後リボ払いに変わる搾取方法は出てくるでしょう。
なので、新しい罠に引っかからない為にも、常日頃から情報収集をする事がとても重要です。
今回の内容は以上となりますが、この記事を参考に今後借金をしないように気をつけて生活をしてください。