この記事ではスマホ2台持ちが無い理由についてご紹介します。
近年はスマホを持つことが当たり前となっていますが、この様な時代になったからこそ「スマホって2台持った方が便利なのでは?」と考えている人もいらっしゃると思います。
最近ではキャリアショップでスマホ2台持ちをオススメされている人もいらっしゃるとお聞きします。
僕自身仕事とプライベートで使い分けているのでスマホを2台持っているのですが、結論から言うとスマホ2台持ちは基本的に必要ありません。
何故なら、スマホや通信にかけるお金以上のリターンが見込めないからです。
「お前は2台持ってんじゃねーか!」と思うかもしれませんが、使い分ける明確な必要がある場合は除きます。
実は初めてスマホを購入した時もショップ店員の勧めでスマホ2台持ちした経験があるのですが、契約した後2台持ちを活かす事なくお金の無駄遣いに終わりました。
この記事を見ている人の多くは当時の僕の様に「利用用途は特に考えていないけど2台持っていた方が良い」と考えている人だと思いますので、2台持ちするとどうしてお金の無駄遣いになるのかこの記事で詳しくご紹介していきます。
スマホ2台持ちのメリット、デメリット
スマホ2台持ちをするのはデメリットだけではなく、メリットもしっかりとあります。
なので、まずはメリットとデメリットをご紹介していきます
メリット
スマホ2台持ちのメリットは使い分けられることにあります。
使い分けるケースとしては以下の場面が想定できます
使い分けるケース
- 仕事とプライベート:情報漏洩を防いだり、公私のやり取りを切り替える事ができます
- コンテンツ: カメラ性能の高い機種とゲーム向けの機種など、用途に合った端末を選ぶことで、それぞれの機能やバッテリーを最大限に活用できます
- 通信プランの最適化: データ通信量が多い用途と少ない用途を分けることで、料金プランを最適化できます
- 保険:どちらかのスマホが壊れても使えない状況を回避する事ができます
仕事とプライベート用にスマホを持つと公私の連絡を切り替えられるに加えて、個人事業主などは経費にすることもできます。
また、仕事以外にも連絡用と娯楽用などに使い分けることで、バッテリーの消耗スピードを抑えたりプランの最適化を行う事ができます。
そして、落としたり水没などで故障して修理に出したとしても、代替え機を借りる必要もなく普段通り利用する事が可能です。
明確な利用用途があるのであれば、この様なメリットを活かす事ができるでしょう。
デメリット
2台持ちのデメリットは以下の通りとなります。
2台持ちのデメリット
- コストの増加: 2台分の端末代金、月額料金などがかかります
- 持ち運びの負担: 2台持ち歩くのは荷物が増えるだけでなく、充電の管理も必要になります
- データ管理の複雑化: アプリやアカウントなど使い分けたデータ管理が複雑になります
- 使い分けの煩雑さ: 2台を使い分けるのに慣れるまで、通知の確認や操作などに混乱が生じる可能性があります。
まず、スマホ2台持ちする上で本体の代金や通信プランの月額利用が発生し、契約する時には事務手数料も発生します。
格安プランかつ激安スマホだとしても料金は上乗せしてお金が必要となりますので、トータルの出費は多くなります。
また、2台分ける事によって入れるアプリやログイン情報などのデータが分散して管理が大変になり、機種が異なれば操作性も変わるので使い方に戸惑う場面が出てくるでしょう。
そして、旅行なので長期間外出する場合は2台分の充電きやケーブルも持ち歩く必要が出てきます。
この様な、金銭的や操作性が2台持ちのデメリットになります。
スマホの2台持ちしなくてもできる対策
ここまでメリットとデメリットをご紹介してきましたが、「LINEのアカウントを変えたい」や「ゲーム用のスマホを持ちたい」といった考えも出てくるでしょう。
2台持ちにしなくてもできる事をご紹介していきます。
LINEやFacebookアカウントの複数持ち
大体のSNSアカウントは一つのデバイスで複数作ることは可能ですが、LINEやFacebookは1つの電話番号で一つのアカウントしか作る事ができません。
この様なアカウントを複数作る場合は別の電話番号を持つ必要がありますが、その前に一つのアカウントで運用できないかよく考えましょう。
何故なら、LINEのアカウントを複数作ると連絡先やLINEスタンプなどの購入履歴が分散します。
なので、連絡したくない相手に連絡先を教えなかったりブロックするなどの処置をしてください。
ソシャゲ専用のスマホが欲しい
次にソシャゲ用のスマホを持ちたい場合です。
ゲームを最大限楽しむ為に性能を求めたり、バッテリーを温存したいといった考えが出てくると思います。
しかし、ゲームが最大限楽しめる機能のスマホに機種変更したり、モバイルバッテリーを購入するだけで問題は解決できます。
もし、複数のアカウントでソシャゲをしたいならスマホよりiPadなどのタブレットの方が良いです。
タブレットなら大画面で出来ますし、スマートキーボードと繋げてパソコンと似たような運用も可能なのでスマホ2台持ちよりも実用性は高いです。
ストレージを増やしたい
最近のスマホはSDカードが入らず、購入した内部ストレージに囚われがちになります。
しかし、ストレージは外付けSSDで対策する事が可能です。
外付けSSDの場合、アプリやOSデータは移行でいませんが、カメラで撮った写真や動画から書類などなどのデータを移してストレージに余裕を作る事が可能です。
理由がないならスマホの2台持ちは不要
ここまでご紹介した内容から特に理由がないならスマホ2台持ちは不要です。
スマホを2台持ったところで出来ることは殆ど一緒であり、使い分けする理由がないのなら片方使わなくなる事になります。
また、大体の悩みは外部接続機器によって解決する事ができ、スマホを購入するよりも安く済ませる事ができます。
なので、ショップで2台持ちを勧められても、特に理由がないのなら断る様にしましょう。