今回はMacminiのメリットとデメリットをご紹介します。
Appleのパソコンと言えばMacですが、据え置き型だけでも今回ご紹介するMac mini以外にiMac、Mac studio、Mac Proがあります。
この4つのモデルの中で最も安いのがMac miniであり、そのコスパの良さから約1年前にMac miniを購入しました。
その前はiMacを使っていたのですが、実際にMac miniに切り替えて1年間感じたことをお伝えしていきます。
Mac miniのデメリット
まずはMac miniのデメリットについてご紹介していきます。
配線が複雑になる
Mac miniは本体から様々な周辺機器に接続する必要があるので配線が多くなります。
最低でも、Mac miniとディスプレイそれぞれの電源ケーブルと電気信号を送るHDMIケーブルの3本が必要となります。
更に外付けでスピーカーが必要になると結束バンドなどで配線をしなければ、ケーブルが乱雑して見栄えがとても悪くなります。
周辺機器への知識が必要
Mac miniはあくまでパソコン本体であり、利用するには周辺機器を自分で用意しなければなりません。
ディスプレイだけでも様々なメーカーや性能が異なり、自分に最適の機種を選ばないといけません。
パソコンへの知識が薄いと周辺機器選びだけでかなりの時間を要する事となるでしょう。
ポートは少なめ
イヤホンジャックやHDMIなどの専用ジャックはあるのですがUSB-A、USB-Cポートが2つづなので人によったら足りなく感じるかもしれませんし、SDカードスロットがないのでカメラで撮影したSDカードを直接取り組むことができません。
僕のようにSDカードスロットがある専用のスタンドがあれば問題は無くなるので、克服はすることができる内容です。
Mac miniのメリット
次にMac miniのメリットについてご紹介していきます。
トータルのコストが安い
Mac miniはあくまで本体だけなのでモニターやキーボードなどの周辺機器も購入する必要がありますが、高性能な商品を購入しない限りトータルの金額はiMacに比べて安く抑える事ができます。
僕の購入したマウス、キーボード、ディスプレイ、スピーカー、スタンドの合計金額はざっくり8万5千円であり、購入した整備品のMac miniは115800円なので、トータルで約20万円です。
こちらの動画で解説しているので詳しく知りたい方は概要欄のURLからご覧ください。
現在整備品で同スペックのiMacは販売されていないので、正確な値段を比較することができないのですが、20万円以上するのは確かです。
また、パソコンは使い続けると動作が遅くなったりしてどこかのタイミングで買い替えることが出てきますが、今後はMac miniは本体だけを買い替えらばよいので、将来的なパソコンに使う金額はかなり安く済みます。
自分の好きな周辺機器を選ぶことができる
先ほどもお伝えした通り、Mac miniは自分で周辺機器を購入する必要があるのですが、故に自分の好きな周辺機器でカスタマイズする事が可能です。
iMacはディスプレイやスピーカー付属のマウスやキーボードが決まっていますが、Mac miniはより使いやすいマウスやキーボード、大きなディスプレイを使うことができます。
自分の使いやすい周辺機器をiMac代金の差額分で用意する事ができるので、リーズナブルに自分にあったパソコン環境を作る事ができます。
コンパクトで持ち運びもできる
据え置き型のMacにはMac mini以外にもMac StudioやMac Proがあり、これらも好きな周辺機器を選ぶことができるメリットがあります。
Mac StudioやMac Proは値段が高い分高性能になりますが、その分大きく重くなります。
特にMac Proは机の上に置くことができず、重量も15Kg以上なので持ち運ぶことすら難しくなります。
Mac Studioは約3Kgと軽くなりますが、Mac miniは約1Kgなので片手で簡単に持てるほど軽いです。
また、バックに入るほどコンパクトであり、ディスプレイがあるところなら持ち運んで使うことができます。
カスタマイズで高性能パソコン並みのスペックにすることができる
Mac miniは最も手が届きやすいお値段から発売されていますが、現在の公式ストアではM2とM2 Proチップを選ぶことができ、M2 Proチップ搭載モデルであれば、コア数は最大12、メモリは32GB、ストレージは8TBまで増設することができます。
ここまでスペック上げたら動画編集など本格的にパソコンを使ったとしても正直使用感に困ることはほぼほぼありません。
ただMac studioでいいのでは?と思うかもしれません。確かにGPUはどうしても劣りますが、それ以外のスペックは揃えることができ、お値段は16000円くらい安いです。
ここまでスペックを上げても外観は変わらず、先ほども言った通りコンパクトに変わらないので、Mac miniのスペックを底上げした方がいいでしょう。
Macを購入するならMac mini一択
今回はMac miniのメリットとデメリットをお話ししましたが、僕はMacを購入するなら Mac miniは強くオススメします。
その理由としてはメリットでもお伝えした通り、コンパクトで置き場所に困らないし、下は約8万円から上は約60万円までのカスタマイズ幅がありますので、大体の人が自分の必要なスペックに調整することが可能です。
なので、据え置き型のMacを購入するならMac studioやMac Proを無理に購入する必要がないのです。
現在僕が使っているMac miniはM1チップ搭載で、CPU、GPU共に8コアでメモリは16GBストレージは512GBなのですが、動画編集するにあたってストレージは1Bあった方が良いとは思いますが、作業自体は特に問題無く行うことができています。
現在はM2チップ搭載モデルが主流となっていますので、これからMacを購入するのであれば更に問題が起きにくいはずです。
勿論、外で使いたいと考えている人はMac Bookを購入するべきなのですが、家の中で使うのであればMac miniの購入を前向きに検討してください。