今回は時給よりも大切な最高のアルバイト先の見つけ方についてご紹介します。
3月は卒業シーズンであり、新年度が始まる4月に高校や大学に進学したり、進学はしないけど地元を離れて別の場所で生活をする人が多くなる季節です。
その為、高校に上がって自分でお小遣いを稼ぐいだり、新しく一人暮らしを始めて生活のためにアルバイトを探す人も多いでしょう。
しかし、アルバイトとっても様々な仕事や会社があり、どの仕事をすれば良いのかわかりませんよね。
僕も最初はどの仕事をやれば良いのか分かりませんでした。
良さそうなバイト先に応募して、面接に受かって働き始めると「こっちのバイトの方が良いのでは?」と思い転々として様々な仕事をしてきました。
仕事を転々とすると、履歴書を書く時間や0から仕事を覚える必要があるので、出来ることなら1つの仕事先が決まったら長く続けた方が良いです。
そこで僕のように仕事を転々とする必要がないように、今までの経験を元にどの仕事先が良いのか内容をまとめました。
これからアルバイトをしようと思っている人は是非最後までご覧ください。
アルバイト選びの誤解
まずは、これまでに僕がやってきたアルバイトはこちらになります。
- コンビニ
- スーパー
- 個人経営のお店
- チェーン店のお店
- 携帯ショップ店員
- 事務
- サポートセンター
- 日雇いイベントスタッフ
仕事の内容などはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【経験談】業種別アルバイトの仕事内容と長続きする職場の条件を解説
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僕は高校生の頃からバイトを始めて、フリーターとしても数年働いていたのですが、ここまで多いのは異常だと思います。
それは僕がアルバイトの選び方で誤解をしていたからです。
その誤解を詳しくご紹介していきます。
誤解1:時給を最重要条件にする
まず最初の誤解は時給を最重要条件にする事です。
アルバイトをする上で、求人サイトを見たら真っ先に時給が気になるでしょう。
時給が高ければ少ない時間で多くの給料がもらえますからね。
しかし、アルバイトとして働くのなら、時給を気にする事はほとんど意味がありません。
なぜなら、同じ業種なら時給が違っても数十円単位しか変わらないので、同じ時間働いてもそこまで収入に差が生まれないからです。
そして、会社によっては1分単位で給料が発生するお店もあれば15分単位で決まるお店もあります。
なので、時給が少し高くても給料のシステムによっては結果的に損をする可能性があるのです。
給料のシステムは面接時点で質問すれば良いのですが、ここを気にしてアルバイト先を探していると働き始めるまでに結構時間がかかります。
また、時給が高くても働ける時間が短ければ満足のいく収入を得る事ができません。結局働いた時間が長い方が確実に給料はいいですからね。
勿論、業種によっては数百円単位で変わるので、この辺りは考えた方が良いのですが、アルバイト先を絞っても数十円単位しか変わらないのなら時に気にしてはいけません。
誤解2:オシャレなお店ならオシャレに働る
次にご紹介するアルバイト選びでの誤解はオシャレなお店ならオシャレに働けることです。
スターバックスなどのオシャレなお店で働いたら、優雅に働けると思っていないでしょうか?
確かに、お店の内装が綺麗なら気分良く働けるかもしれません。
しかし、やる仕事は業種によって大体一緒です。
スターバックスであろうが、ドトールであろうが、個人経営のお店でも注文を取って、レジ打ちして、オーダーを作って、洗い物をして、店内を清掃をするなどでしょう。
この様な仕事内容は正直カフェでなくても飲食業どこに行っても一緒です。
ましてや、有名店なら利用客が多い時間はスピードが求められるので、優雅に働くことはできません。
ちなみにレストランのキッチンならもっと殺伐とした場所となっています。
お客さんとして過ごした場所が、店員となっても同じとは限らないと肝に銘じておきましょう。
誤解3:楽な仕事がある
次にご紹介するのは楽な仕事があるという事です。
正直楽な仕事はありません。
特に最初は覚える事が多くて大変です。
飲食店などピーク時間になったらオーダーが激混みになる仕事が忙しいのは当然なのですが、あまりお客さんが来ないコンビニなど忙しくなかったら確かに暇ではあるのですが、時間の経つスピードが遅くて「まだ上がれないのかな~」と思ってしまいがちです。
アルバイトはシフトの時間で拘束されるので、管理者の許可があるまでは基本的に上がる事ができず、虚無の時間をずっと過ごすことになります。
僕は大変でも忙しい方があっという間に時間が過ぎるのでオススメですね。
また、接客業なら変なお客さんが来るのは当たり前ですし、なんなら同じお店で働くスタッフにも変な人がいる可能性があります。
この様に、どこで働くにも苦労はつきまといます。
オススメのアルバイトの条件
ここまでアルバイト選びの勘違いについてご紹介してきましたが、「ならどの様にしてアルバイトを選べばいいんだよ!」と思うでしょう。ここからは僕の経験からアルバイトを選ぶ条件についてご紹介します。
条件1:業種
まず最初はにご紹介するアルバイトの条件は業種です。
お店単位ではやる事は変わらないとお伝えしましたが、業種によって仕事内容は大きく変化します。
最もオードソックスなのはコンビニや飲食店ですが、立ち仕事が嫌なら事務やコールセンターで探した方が良いでしょうし、やってみたい仕事があるならその業種に絞ってバイト先を見つけるのが良いです。
また、業種によって時給が大きく異なることもあります。
コンビニなら最低賃金に設定されている事が多いのですが、繁華街の飲食店なら時給が100~200円程度異なります。またコールセンターなどは1500円ぐらいに時給が設定されていることもあるので、稼ぎたいなら時給が良い傾向にある業種に絞る事が大切です。
条件2:職場まで近い
次にご紹介するのは職場までの距離が近い事です。
僕は片道1時間くらいかけて通っていた職場や家よりも学校に近い場所で働いていたこともあるのですが、家から遠いと通勤時間だけで時間を消費することになります。
また、学校に近い場所なら下校途中に働く事ができますが、学校がない日でも学校の近くに行かなければなりません。
アルバイト先によっては交通費を支給してもらえる場所もありますが、結局、定期代やバスや電車に払うことになるのでプラマイはゼロです。
ましてや、移動時間が長いと時給は発生しないのに仕事のために費やさないといけない時間が増えてトータルで考えると損をしているんですよね。
職場までの距離が近いなら、仕事に費やす時間を減らせる事につながりますし、仕事で疲れた体に余計な負担をかけない意味でも大切な内容です。
出来る事なら、家から歩いて行ける場所が理想ですね。
条件3:特典が充実している
次にご紹介するのは特典が充実している事です。
特典とは給料以外に福利厚生が受けれたり、割引などの制度がある事です。
フリーターならフルタイムで働くことで社会保険に適応するので、ある意味ではこれが特典となるでしょう。
また、無料の賄いがあれば食費をうかす事ができますし、系列店で使える割引制度があれば、休日でもお得にサービスを利用する事ができます。
この辺りは、飲食店に多い傾向にあります。
最近は、アルバイトでも福利厚生に力を入れいてる企業も増えてきていますので、募集項目をよく読んでみてください。
働き始めてから手放してはいけないアルバイト先のポイント
アルバイト先の決め方についてご紹介してきましたが、ここまでは面接前までの内容です。
大事なのは、ずっと続けれる職場なのかであり、このことは働き始めて職場の良し悪しが分かってからになります。
しかし、働いていると隣の芝生は青く見えるもので、実は恵まれているのに辞めたいと思ってしまいがちです。
そんな良いアルバイト先を辞めてしまはない様に、僕が経験した中で手放していけないアルバイト先のポイントを解説します
ポイント1:スキルが身につく
最初にご紹介するのはスキルが身につく職場です。
仕事にはある程度スキルが求められますが、中には今後の就職活動や個人でやる仕事などにおいて活かせれるスキルがあります。
例えば、事務職の仕事を希望するのなら、スーパーで働いていた人よりも事務職の経験がある人の方が採用したいと思われるでしょう。
営業が絡む仕事なら、ブログやYouTubeで上手く商品を紹介をして収入を得れる様になります。
また、料理スキルも自炊ができるようになったり、と生活でもプラスになる事があります。
この様に、仕事で得たスキルが活かせてる機会があったり、働きながら活かせれるならすぐに仕事を辞めない方が良いです。
ポイント2:仕事がすぐに馴染む
次にご紹介するのはすぐに馴染む仕事です。
基本的にアルバイトを始めた頃は覚える事が多くて大変であり、向いていない仕事ならできる様になるまで人一倍時間がかかったり、場合によっては仕事を任せてもらえなくなります。
仕事が任せて貰えないと職場で嫌われる傾向にあるので、この辺りは避けたいところです。
逆に、すぐに手に馴染む仕事は自分が向いている仕事です。
すぐに手に馴染んで効率良くできれば、仕事の疲れがグッと減りますし、別の仕事を任せて貰えやすくなり、職場によったら昇給することもあります。
この様に、自分が向いている仕事というのはメリットが多く、すぐに手放すのはもったいないのです。
ポイント3:人間関係が良い
最後にご紹介するのは人間関係が良い事です。
職場で一番大事なのは人間関係です。
人間関係がよかったら、シフトに入っている数時間楽しく仕事をする事ができ、自分から率先してシフトに入たくなりますが、逆に人間関係が上手くいかなかったら仕事と人間関係のストレスを抱えることになり、働きたくない気持ちが強くなります。
特に、シフトを決める人から嫌われると、シフトに入れて貰えにくくなります。
先ほどもお話しした通り、アルバイトの時給は大した変化はなく、より多くのシフトに入った方が月収の増減に大きく影響します。
また、一緒に食事や遊びに行く間柄になると、プライベートも充実して生活に大きなメリットを与えてくれます。
なので、職場における人間関係が最も重要で、一緒に働きたいと思える職場が一番良い職場です。
この記事の内容を元に今後のアルバイト選びの参考にしてみてください。